俺んちでオレンジジュース飲まないか



おはようございます。

馬場です。アポっ。

何だか嫌な予感がします。

嫌だなぁ。怖いなぁ。

喉も渇いたので
自販機でジュースを買おうと思った時です。
うわぁビックリ。
そこには幽霊がいたんですよ・・・。
と、思ったら
背の小さな中年男性が座り込んでいるではありませんか?
声を掛けてみます。

「これはどうかしましたか?」

「これはすんません。
実はおいらぁ。農家の長男をしてるんだけれども、
家さぁ継ぐのに嫁が必要なす。
そいでさっきから声さぁ掛けてんすけど、
相手にさぁして貰えんのですよ
テレビじゃぁ誰でも簡単について来るって
言ってたんすけどね」

「それは大変でしたな。
これは及ばずながらアドバイスをさせて頂くと、
最近の若い娘は軽いノリが良いと聞きますよ。
例えば、ラッパー風にですな。
Hey YO!!なんてですね掛けると良いですよ。
それと立ち話では難ですからね。
気さくな感じでオレンジジュースでも俺んちで飲まねぇかYO!!
なんて繋げるとですね。
彼女を自然な流れで実家に連れて行けるのではないですかね」

「そんなぁ、ラッパーだなんて、
オラ盆踊りくれぇしか・・・」

「そんな事はどうでも良いのです。
いいですか、
女性は相手の事が分からなくて不安なのです。
そこでラッパーを装う事によって、
相手にまずは仲間意識を抱かせるんです。
さらに小粋なジョークを織り込む事で、
冗談も分かる素敵なジェントルメンだという
印象操作を行うのです」

「おお!!素ん晴らしいっす。
こんな見ず知らずの儂に
そんなすんげぇ作戦さ授けて貰えるなんて
思わなかったなす、
ほんだなぁありがとう」

「それと声を掛けるなら妙齢の男に縁の薄そうな女性を狙う事です」

「そうすか?そうすね。
こんな田舎もんのおっさんすからね。
お似合いの分不相応な女さ選べって事すね」

「戦略的に動けば良いのです。
大丈夫ですよ。
結婚という人生の問題ですから、
何人かに声を掛けて
その中から一番よさそうな女性を
選択すれば良いのです」

「おお!!本当すか、
でもそっただ恐ろしい事、
オラにフラれた女さ可哀想だなす。
いやぁ都会さ怖ぇ。
でもなぁ、
世界さ残酷だ・・・。
何とかの巨人でも言ってた。
それでは早速、
男に縁のなさそうな誰にでもホイホイと
ついてきそうな女性に声を掛けてみます」

「ええ、いいですか、最初は雑魚を狙うんですよ。
それでは成功を祈っています」

「まんず!!ありがとぉ」

やれやれ、また人助けをしてしまいました。
どうしても困った人を見ていると放っておけないんですよ。

ふむ今日も調子は悪くないようですね。

ナンパの後日談はこちら

悲しい笑いに(駄洒落)に合唱

※この記事は2010年8月16日のものを再編集したものになります