こんにちは英子です。
今日はうちの部署に社長がやって来ました。
時々社長は突然ブラッとやって来ては茶のみ話をして帰っていくんです。
私としてはお茶を入れるのが面度なので来ないで欲しいのと、いつ課長が無能な事に社長が気が付いてリストラされて私の部署が解体されるのか、その度に気が気ではないんですけど、未だに課長はリストラされていないので、残念ながらその目は節穴なようです。
そんな社長が課長を見て突然いいました。
「いま、割りと暇だよね」
「え、ヒマワリですか」
(なんでだよ!?)
「うん、そこに丁度ひまわりが咲いているからさ、ちょっと水でもやって来てよ」
(なんで話がかみ合ってるの?)
「ええ、構いませんよ」
「あと、そこのテナントに入っている会社が夜逃げしてしまってね。荷物も残ってるから、ついでに片づけて来てよ。すぐ次の会社が引っ越してくらから、明日にでも君のところ全員で行ってきてね」
「はい、分かりました」
ポロッ、カツーンッ
(英子が持っていたペンを落とした音)
※この記事は2010/7/20にUPしたものを再編集したものになります