前回は寧々が茶々が妊娠したのではないかと阿茶局から指摘されてショックを受けた所で終わったのですが、今回は茶々の妊娠が確定して、それを聞いた秀吉が茶々の元に駆けつける所からスタートです。
秀吉は茶々の部屋に辿り着くと問いかけます。「間違いではないのか?」茶々の隣にいる大蔵局が「間違いでは、ございません」と答えます。
ある日、幸村と平野が夜に呼び出されます。
そこでは三成が待ち、茶々懐妊の報が安産祈願をしたことによって世間に知れ渡ったと告げます。
「めでたい事ですし良いではありませんか」と幸村は言います。
しかし三成は答えます「それがそうでもないのだ」
「今宵ここの白壁に落書きをしたものがいる。ご高齢の殿下にお子が授かる事を揶揄する落首であった」
「殿下のお耳に入れば激しくお怒りになられるのは目に見えている。一刻も早く消してしまようにと門番に命じた。だが、たまたま通りかかった掛かった片桐殿が落首を見つけ、殿下のお耳に入れた」
早まったことをしたと流石の且元も元気がありません
そして三成より落書きの犯人を捕まえる任務が平野と幸村に与えられます。
さっそく平野と幸村は現場の検分に入ります。
幸村が改めて確認すると落書きの内容は茶々のお腹の中の子は本当に秀吉の子どもなのかと揶揄する内容であるようです。
(秀吉もそりゃあ激怒するだろうと思います。秀吉の年齢この時54歳。子供の元服まで15年、妊娠期間をいれると秀吉は70歳になり、生きているかどうかも怪しい年齢です。秀吉亡き後に同様に疑われると下手をすれば国が傾きます)
幸村は梯子で登り落書きを指でなぞり、消し炭で書かれていることを突き止めます。
名探偵ゆきむらの掴んだ状況
・落首は消し炭で書かれたものである
・消し炭は落書きする為に持ってきたものである
・落書きの為に梯子を用意した
・犯人は一人ではない
(月が出ていないので現場は暗く梯子に登り落書きしながら松明で照らすのは難しい)
・梯子を人目に付かずに用意するのは難しい
という事で門番たちに明日の朝に聞き込みをすることになりました。
その帰り際に幸村は怪しげな木片を拾います。
幸村は思ったより楽しそうです。
きっと平野の首に睡眠薬のついた吹き矢を刺して眠らせた後に名推理を展開するつもりなのでしょう。事件が解決したあとに「平野アレだな。寝てると冴えてるな」「アイツずっと寝てれば良いのになw」っていうやり取りが行われそうな勢いですよね。
それでは皆さんも推理してみてください。
犯人は一人じゃありません。
犯人は梯子を持って来なくてはならなかったんです。
いいですか、よ~く考えて下さい。
犯人は必ずいる筈なんです!!
まぁ、結局、犯人は誰か分かんないまま終わっちゃうんですけどね(笑)
状況をまとめて損しました(笑)
今日はこの辺で