真田丸21話感想「戦端」③[悲報]秀次先輩キャバレー聚楽第で口説くのに失敗するの巻

2016-06-01 23.06.10
前回は本多正信が秀吉の嫡子お棄の誕生によって豊臣家の中で火種が燻って来たと指摘していました。
第一の火種はお棄を生んだ茶々
第二の火種は秀吉の後継ぎと目されていた秀次

一方その頃、第二の火種とされる秀次はきりにお棄にやろうと思って等と言いながら呑気に縁側で風車を作っています。そして今の自分がどう見えるのか、お棄が生まれたことによって自分がガッカリしていると周囲が思っていることを知っていると言います。
きりは「違うのですか?」と率直に言い「寧ろほっとしている」等と覇気のないことを言葉を返します。

加えて、自分が世継ぎの器ではないことを知っておりお棄てが生まれてホッとしており、きりに世継ぎの器じゃないなんてそんな事はないですよ。とか言って慰めて欲しいアピールをしますが「それはようございましたね」と、オイオイそこは否定してやれよという返答をされています。
流石にプライドが許されなかったのか秀次は「お棄が元服する迄は私が気張らねば」等と、まだ俺は過去の人間ではないという健気なアピールをしますが、これは「なによりなにより」と流されてビックリしていたりします。

どう?格好良いこと言ったでしょ

どう?格好良いこと言ったでしょ

なによりなにより。今日の晩御飯は何にしようかなぁ

なによりなにより。今日の晩御飯は何にしようかなぁ

そこは、まだまだ秀次様のお力が必要です。とか秀次様カッコ良い的なとこじゃないの?

そして、きりにお棄ての為に作った風車を渡してくれと頼むと「あの様に楽し気な叔父を見た事がない。遠慮しておくよ(風車を渡す事)」と言い残して寂し気に去っています。

そう言えば秀次なんて奴も昔いたなぁ

そう言えば秀次なんて奴も昔いたなぁ

と言ったように正信から火種として心配されている秀次は何とも言えない場末感溢れるやり取りをしていました。

個人的には秀次って凄く好きなのです。
きりに調子よく乗せられて使われた挙句に酷い目に遭ったり、今回も泣き言ついでに慰めて貰って、上手い事いきゃそのまま口説いてモノに出来るんじゃねぇか何て思っていたら全くそんなこと無かったという。
何と言うか、社長になる目が完全に消えて、社内での実権もなくなった引退間近の役員がクラブでホステスのお姉ちゃんを口説くも余り相手にして貰えないような物悲しさに溢れているのがたまらないのです。

秀次はこの後もっと酷い目に遭うので、この後の描かれ方が注目される人物でもあります。

当初このシーンは3行位でやっつけようと思っていたのですが、書いていたら乗ってきてしまいました。また続きます。

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