真田丸感想34話「挙兵」【番外編】小春の厨二病

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前回、三成が家康襲撃計画を断念した兼ね合いから三成は自宅で謹慎します。

謹慎中の三成を訪ねた幸村は時間も出来たという事なのでしょうか三成が以前、小春のことを「あの女は苦労するぞ」と言った理由を聞きます。
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すると同席していた三成の妻であるうたが急に無表情になると挨拶もせずに席を立ちます。
幸村はその様子に呆気に取られます。
すると三成は「以前、大谷屋敷を訪ねた時だ」と語り出します。

私に惚れたのですね。

私に惚れたのですね。

大谷屋敷で三成は小春に一本の筆を「よければお使いなさい」と言って贈ったのだそうです。三成としては深い意味はなく日頃から大谷家の世話になっている礼のつもりだったそうです。
しかし、小春はこれを誤解して恋の炎が燃え盛ってしまったようです。

三成は言います。
「ありていに申せば・・・。私に惚れてしまったのだ」
三成は多少ですが言いにくそうに幸村に伝えます。

きっと、この男はそんな調子だから敵が増えていくんだろうなぁ等と思いました。
三成は武断派との対立がありますが、中でも福島正則は秀次切腹事件を切っ掛けとして表向きは褒賞を取らされたものの実際の豊臣政権内での風当たりは強くなっていたと言います。これも「お主の心配りが足らんから秀次様は切腹されたのだ。この戦馬鹿が」位の事を言っていらぬ恨みを買っていそうな気がしました。

申し訳ございません。三成様は私にメロメロなのでございます

申し訳ございません。三成様は私にメロメロなのでございます

さて、話は戻りますが、筆を贈られた小春はそれを大事に抱えてうたの元を訪ねると「どうぞ三成様とお別れ下さいまし。私たちは思い合うておりまする」とジェスチャー混じりで伝えます。それに呆気に取られたのかうたは小さく頷いてしまったそうです。
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そして離婚の危機に驚いたかどうかは分かりませんが三成は小春に「思い違いじゃ。諦めよと」と小春の燃え盛る恋の炎に冷や水をぶっかけたそうです。

これが私に惚れている証拠です

これが私に惚れている証拠です

小春は筆を黄門様の印籠が如くこれが目に入らぬか!!と言わんがばかりに掲げたものの三成の表情が動くことはなく、絶叫しながらもんどり打って転げ回ったそうな。

うぎゃあー

うぎゃあー

まぁ、儂が既婚者で良かったな

まぁ、私は忙しいからな

そして三成は「苦労するぞ」と幸村に言うのでした。
まぁ、言いにくそうにする位なら始めからそんなこと言うなよ。と思うのですが幸村は「確かに」と頷きます。
「ま、しっかりな」と珍しくにやりとして言った三成はまた書類整理に戻るのでした。
これに幸村は懐の刀を取り出すと三成を刺し殺すと自らも腹を切りました。
真田丸 完。

と、なってもおかしくないように思うですが幸村は目をぱちぱちとさせて黙っているのでした。

この胸の底から湧き上がるどす黒い気持ちは何なのだろうか

この胸の底から湧き上がるどす黒い気持ちを何と名付けたら良いのだろうか

これが三成が珍しくにやりと笑ったせいなのか、小春の醜態に驚いたからなのか、それともしたら心の底まで染み付いた社畜精神が行動を抑えたのか、はたまた其れ等全てなのかは推し量るより他はありませんが、幸村はそりゃお前は人から嫌われるわと思ったとか思わなかったとか。

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幸村は驚きに呆然としながら、ふらふらと家に帰ったかどうかは分かりませんが、迎えた小春は「おいしい鮒寿司が届きました」等と己の若き日の過ちをばらされた事も知らずに勧めます。「少しだけ食べよう」と答えた愛しい夫に鮒寿司を食べさせる用意をする為に立った小春を幸村は「石田様の所に寄って来た」と呼び止めます。ご様子は如何でしたか等と小春が聞くと幸村は「いつもの石田様であった」と答えると「それは良うございました」と言うと小春は動揺したのか障子紙を突き破って組子を取っ手にして開くと食事の用意に向うのでした。

それでは失礼します

それでは失礼します

障子紙を破いたようだが

障子紙を破いたようだが

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こうすると開け閉めがしやすく夏は涼しいのです。

外から丸見えだ

外から丸見えだ

まぁ、きっと小春からすると厨二病の頃の空想日記を読み上げられるようなショックだったのかもしれません。

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