真田丸44話「築城」⑤真田丸の完成

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前回、秀頼が幸村たちを信じる決断を下しました。
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京を出た家康軍は奈良を経由して住吉に布陣。
秀忠軍は河内口から大阪に入り平野に布陣しました。
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徳川方の布陣が幸村へ佐助の偵察によって齎されます。
信吉の布陣は東側となり直に幸村達と衝突する事が避けられる公算が立ちました。加えて上杉勢が参戦する事も報告されます。
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住吉の家康の陣では参戦する者達が家康の到着を待ちます。
景勝と兼続は何の因果でこんな所に居るのかといった風情で半ば呆然とした表情で待ちます。政宗は隣にいる景勝に「まさか、あの大阪城を攻める事になるとは思わなんだ。のう上杉殿」と話し掛けると景勝は「誠に」と短く答えます。政宗は更に「そうだ。集まった牢人衆の中には真田左衛門佐も居るとか」と伝えると景勝は驚き政宗を見ると「源次郎が・・・」と呟くように言います。「わざわざ幽閉先を抜け出して秀頼の呼び掛けに応じたとか。愚か者ですな」と政宗が言うのを景勝は、目に涙を溜めながら義に背く己を省みます。家康達が遅れて現われると武将たち一同は一礼を持って迎えます。家康は武将達の前に並べられた椅子に着座すると「ご一同、ようご参陣下さった。遠路はるばるご苦労な事でござる」と苦労を労うと政宗が「大御所様のお召しとあらば、この伊達政宗。どこへでも参上仕る」と声を上げます。家康は「大阪城に立て籠もり世の安寧を脅かす不埒者達を、これより成敗致す。難攻不落と言われる大阪城ではあるが、そこに籠もるは大半が有象無象の牢人共。我等の勝利は疑い無しじゃ」と一同に向って宣言する声を上げて笑います。それを信吉は幸村の無事を思いながら不安そうな表情を浮かべて聞きます。
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大阪城でも戦の準備は進められます。
幸村と大助、又兵衛と重成が城内を回ります。又兵衛は重成に「何で付いて来るんだよ」と聞くと「戦は初めてなので方々の傍で学ぶことに決め申した。お願い致します」と頼みます。その前を歩く幸村は行き遭った重房に「主馬殿の持ち場は西の守りの要。よろしくお頼み申します」と頼むと幸村を見て何も言わないままに持ち場へ向います。それを見ていた又兵衛は「睨まれているぞ」と言いますが「元々、ああいう顔らしい」と答え、重成も「悪い男ではありませぬ」と同様に補足します。
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そこへ今度は団右衛門が現われ名乗り挨拶すると、これは又兵衛が「ああ、こいつは大名になるのが夢なんだ」と紹介します。団右衛門は「この戦で名を上げて一国一城の主となり申す」と夢を語ると「もう決まっているような口振りだな」と幸村が珍しく茶々を入れます。団右衛門も笑って答えますが、その横にいる大助を見つけると小袋の中から小さな名刺代わりの木札を出して手渡すと、まだ名乗っていない者はいないかと探しに言い触らし団右衛門は行きます。
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次は全登に出くわします。又兵衛が「何をやっている」と聞くと「今夜はミサがあるのでその支度を」と答えます。「ミサ」と聞き返すと全登はデウスのご加護をと手を合わせて祈ると何処かへ向います。後に続く兵士達はミサに使うのであろう木材などを抱えながら付き従います。重成は「明石様の兵は皆、切支丹だそうです」と説明します。
幸村は大助に「切支丹の兵は頗る強い。何故だか分かるか」と聞き大助が答えられずに居ると「死を恐れぬからだ」と答えを教えます。すると後ろから作兵衛の「出来ました~」という声が聞こえます。振り返ると作兵衛が真田の赤備えの鎧が出来上がったと見せます。幸村は手に取り「見事だ」と鎧の作りに満足します。
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又兵衛は「左衛門佐。どうなんだ。こんな寄せ集めで三十万に勝てるのか」と勝算を聞きます。幸村は「勿論。我等は関が原で苦渋を舐めた。誠の戦を体で知っている。一方の敵はどうだ。殆ど戦場を知らぬ者達だ。この差は大きい」と語ります。
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家康は自陣を見回りると何事かの準備を行う所を見つけ「これは何をやっておる」と聞くと傍の兵士が「盾や竹束を用いて仕寄せの仕方を確かめて居る所です」と答えます。家康は口を半開きにして答えを聞き終わると呆れてため息を吐くと「違う。仕寄せとは、良いか。城攻めの時に味方の軍勢が己の身を守りつつ城壁へと進んで行くものじゃ」と用途を説明すると我慢しきれないのか秀忠の「父上お止め下さい」という声も聞かずに「これでは何の役にも立たんわ。違う。これも」と間違った箇所を指摘して崩し出すと正純に「手伝え」と命じると「はい」と正純も実地指導に加わると水を得た魚のように活き活きと仕寄せを造り始めます。家康も「身を隠しながら土を掘り、その土で、こうして高い高い壁を作る。そうしてこうしてじわじわと進んで行くのじゃ」と実際に土を掘って見せます。途中でよろけた所を助けられますが、そのまま周囲に「これが仕寄せじゃ」と言い渡します。秀忠はそれを年寄りの冷や水を行ってからにという表情で見ています。
仕寄せから離れる家康は後ろに付いてくる正信に「骨が折れるわい」と言い「あ~全く全く」と正信も答えて見廻りを再会します。
しかし自分の陣に戻ると家康は荒い息を吐き「あ~、疲れた」と言って階段に腰掛けます。それを見た秀忠は「お歳をお考え下され」と家康を嗜めますが「仰げ」と言うと「はいはい」と言いながら扇子を使って家康を仰ぎます。そこへ正純が駆けてやって来ると「ただいま文が届きました。城内から」と慌しく報告して届けられた文を家康に手渡します。
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正信は「敵の布陣でございますよ」と内容を予測します。家康は文を開くと「細かくて読めん。これは」と聞くと正信が「急ごしらえの出城のようで御座いますなぁ」「要らぬ所に造りおって」と言い字が細かくて見えない文を手渡すと「誰が守る」と聞くと正純は一旦、正信を見遣ってから「真田左衛門佐」と答えます。それを聞いた家康は「真田・・・。また真田か」と言うと、ゆっくりと立ち上がります。
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幸村達は完成した出城の見張り台に赤備の鎧に身を包み立ちます。内記が「間に合いましたな」と言うと幸村は「内記、ようやく、これで城持ちになった」と言うと内記は頷きます。幸村は作兵衛に旗を掲げる指示を出すと作兵衛によって六文線の刺繍された赤い旗が掲げられます。
幸村がそれを満足そうに見ていると内記が「城の名は何とします」と聞くと、幸村は「決まっているだろう。真田丸よ」
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真田丸44話「築城」感想おわり
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