真田丸感想50話最終回感想①決戦前夜の緩み

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前回、豊臣と徳川の決戦火蓋が切って落とされてました。幸村達は大坂城を出て野戦にも込むも形勢は圧倒的に不利なものであり、後藤又兵衛、木村重成といった多くの者達が討ち死にしました。

小さな尼寺で「誠に申し訳なき事ながら何分、小さな尼寺ゆえお武家様をお泊め出来る部屋はここだけで」と尼さんが詫びると「分っておる」と信之は答えます。
すると尼は「実はもうお一方、見えられて居りまして、もし宜しければ相部屋をお願い出来ましょうか」と頼んで来ます。これに身元が割れると問題のある信之は怯みますが妙に押しの強い尼さんに頼み込まれて断り切れなくなってしまい相部屋を受け入れる事となりました。
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「いや、ご無沙汰をしております」そう言って部屋に入って来たのは本多正信でした。信之は「いや、驚きました」と返すと正信は「大坂から江戸へ帰る所で御座いましてな」と理由を述べ、信之は「左様でござったか」と答えます。正信は尚も「山道の半ばで行き暮れてしまいまして。たまたま目に付いたこの山寺に一夜の宿を求めた次第で」と頭を下げると信之は「いや、相部屋も知った顔なら楽しゅうござる。さあさあ御遠慮なく」と寛ぐように促すと正信は「おお、ではでは」と言いながら荷解きを始めます。正信は信之の事情を知ってから知らずか事情を聞くことはありません。

寝床に着くと、正信の寝息がピーッヒョロヒョロという吹き戻しのような笛を吹くと紙が伸びて吹き終わると紙がくるくる戻ってくる笛のような鼾の音が響きます。この音に信之は起こされますが文句を言う為に正信を起こす訳にもいかず小さく舌打ちをして再び眠ろうとすると今度は「ああ・・・。うわっうっ」と寝言が始まり、正信は歳も歳なので何事かが起きたかと信之は飛び起きるでした。

てっきり、何処かのタイミングで正信は「いやぁ、こんな所でお会い出来て良かった。ところで江戸に居る筈の信之殿は何故ここに居られるのかな」等と聞いてきて何だか愉快な感じの展開になるのかと思っていたのですが、正信の鼾と寝言は厄介であることが分っただけでした。しかし、家康の前で眠っていた正信は、あの笛のような鼾をかいては居なかったので、もしかしたら、あれは正信が自己PRする為の巧妙な策略だったのかもしれません。そう考えるとやはり侮れない爺さんです。おまけに吹き戻しは最近は腹式呼吸や口元の筋肉を鍛えるリハビリに効果があると見直される向きがあり、夜中にも一人で年を取っても健康で居られるように鍛錬を続けた結果があの鼾になったと考えると、まぁそんな事ある訳ないのですが、色々な意味でやはり正信は恐ろしい男だと思うのです。
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真田の陣では一見すると臭そうな、いえ、薄汚いを通り越して汚い格好の、いえいえ、真田十勇士と呼ばれる英雄達が「坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いたぜ」と酒を飲みながら呂律が怪しくなってきたらどうするのだろうという曲を歌います。そこへ幸村が佐助を引き連れて現われます。勇士達が立ち上がり出迎えると佐助の兄弟分であり伊賀流忍術の達人である霧隠才蔵が「真田様。いよいよ大戦ですな」と言うと僧侶の姿をした豪傑である清海入道は「徳川家康なんぞ蹴散らしてやりましょう」と意気込みます。幸村は「頼りにして居るぞ」と頼みます。甲賀流忍術の達人である佐助は「さあ、今夜は早く寝ろ」と休むように命じます。
名前の通り鎌の達人である由利鎌之助、種子島銃での狙撃の達人筧十蔵、兄と同じく僧体の兵士でキャラがもろ被りの三好伊佐入道等も意気込みますが、幸村は「お前達、明日の戦、負けると思っているようだな」と言って彼等の心中を見抜きます。元海賊の首領にまでなった根津甚八は「勝てる訳ねぇ」と思わず本音を漏らすと佐助が嗜めます。槍の名手である穴山小助が「だけど、儂ら死に物狂いで戦いますから」と死力を尽くすと約束すると爆弾の製造を行える望月六郎も「真田の為なら命なんぞ惜しくないです」と言いますが幸村は「私は命が惜しい。だから明日も決して死なん。必ず、ここへ戻ってくる。命を惜しめ。そして必ず勝て」と明日の戦を勝つのだと激励します。そして佐助を連れて厨へと向います。
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何で十人全員居ないのかが気になりますが、真田丸で完全にスルーされるかと思われていた真田十勇士達が一言だけ喋るチョイ役で出て来た挙句、なにも其処だけリアルさを追及して汚くしなくても良いのではと思いますし、このチョイ役で出て来るだけで一々調べることが増えて面倒臭えなぁと思うようなことは決してありません。何か自分で十勇士と呼ばれる英雄と紹介しておいて難ですが、見た目は完全に芸人で熱湯の風呂とかに入ると汚れも取れて丁度良い感じの軍団か下っ端兵士その一~十とかそんな感じだよなぁ何て微塵も思っていません。我が悲しい笑いは真田十勇士が出て来た事を大変喜ばしく思っております。

真田丸最終回感想つづく
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