真田丸感想50話最終回感想④天王寺・岡山の戦いが始まる


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毛利勝永率いる部隊は松平忠直からの銃撃を受けます。更に連携を取って攻め寄せるは本多忠勝の次男である本多忠朝。忠朝は父譲りの勇将と言われ関が原では父と共に活躍した人物であるも大坂冬の陣では酒の為に不覚を取り敗退したという汚名返上に燃えています。
始め勝永は当初の作戦が遂行できなくなると、忠朝への銃撃を中止させようと隊に伝令を出しますが銃撃隊は既に止まることが出来なくなっています。これに勝永は作戦変更を決断。忠朝隊を近くに引き寄せるまで銃撃を止め近付いた所で一斉掃射。本多忠朝の先陣七十余りを討ち取り相手の出鼻を挫きます。これによって忠朝の部隊が崩れた隙を見て突撃を指示。突撃隊は忠朝の名だたる家臣達を討ち取りながら忠朝へ迫り遂に銃弾を命中させます。それによって忠朝は落馬し、尚も応戦しますが周りを囲まれて四方から一斉に突き出された槍を防ぐ術はなく討ち取られます。
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忠朝を撃破した後も進軍を続ける勝永の隊は真田信吉の陣に近付く事となり、そのことは信吉達にも知らされます。これに信政は「我等で食い止めようぞ」と張り切りますが茂誠は「ここでぶつかれば、必ず源次郎殿の軍勢も加勢にやって来ます。信吉様ご決断を」と同族同士で戦うか否かの決断を迫ります。信政を始めとして真田勢の皆が固唾を飲んで見守る中で信吉は「我等は未だ攻め掛かれとの命を受けてはおらぬ。無理押しはならぬ」と決断します。これに信政は刀を抜き放つと「三十朗付いて参れ」と自分を抑え切れず勝永隊を迎え撃つべく出て行ってしまいます。茂誠は「勝手な事をしてはならぬ」と制止しようとしますが声は聞き入れられず、三十郎は一礼すると信政の後に付いて行きます。その姿を茂誠は歯噛みをして見送ります。
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真田信吉隊とぶつかることとなった勝永隊は圧倒的な勢いでこれを撃破。この際に信吉は討ち取られる寸前まで追い詰められており、それを辛うじて家臣である森佐野衛門が盾となり自らの死と引き換えに守っています。
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徳川方は続けて勝永の動きを阻む為に小笠原秀政隊が迫りますがこれも撃退。その際に小笠原秀政は重傷を負わされ戦が終わって間もなく死亡。その長男であり徳川家康の曾孫にあたる小笠原忠脩も戦死。忠脩は本来であれば松本城の守備を任されていたものを幕府に無断で父に合流した上で家康にその勇気を称えられて許された合流の果ての討ち死にでした。次男の小笠原忠真も重傷を負わされますが、どうにか一命は取り止める。その為に小笠原隊は指揮官を一度に失う事態となり撤退を余儀なくされます。
次に榊原康勝と諏訪忠恒、仙石忠政、酒井家次も勝永の猛攻に耐え切れず早々に敗走。

徳川方は先日の傍観を咎められた松平忠直と汚名返上に燃える本田忠朝の先走り感が強い為に徳川方全体の陣形が完全に整う前の猛攻から始まった影響が考えられるとはいえ、この日の勝永は正に阿修羅が如しです。
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これを茶臼山から見ていた幸村は修理に「これより我等も討って出ます」と言います。一時は立てた作戦が意味を為さなくなったことを嘆いた幸村も勝永の突撃を千載一遇の好機と見做します。修理も「秀頼公は何をしておられるのか」とこの機会に何をしているのかと嘆きます。幸村は大助を呼び「直ぐに城に戻り秀頼公にご出馬を促せ」と命じます。大助は返事をしません。幸村は「聞こえなかったか」と重ねて聞くと大助は「父上の傍にいとうございます」と答えますが「為らぬ。この戦、秀頼公のご出馬あるか否かが勝敗の分かれ目だ」と大助の願いを断ります。大助は尚も「父上と共に戦いとうございます」と頼み込みますが「其方は若輩の上、足に傷を負うておる。傍に居られては足手まといなのじゃ」と断ります。大助は容赦のない言葉に目を瞠りますが幸村は「佐助。大助を頼む」と佐助を呼び出して命じます。「父上・・・」大助は諦め切れず言いますが、幸村は息子の頬を両手で軽く叩くように何度か挟み込むと、その顔を脳裏に刻み込み「頼んだぞ」と言います。
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これに大助は父の真意を読み取り頷きます。幸村は大助の肩を叩くと大助は秀頼の元へと不自由な足で向います。
その後ろ姿を見送った幸村は修理に「私が寝返るという噂が流れているようです。疑いを晴らすにはこれしかござらぬ」とこの期に及んで見方から向けられた疑惑を晴らす為に大助を人質として秀頼の元へ向わせなくてはならぬ事に悔しさを滲ませます。
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大坂城では大蔵卿局が幸村が裏切り者の証拠として大角与左衛門を見つけ出し秀頼の前に連れ出していました。与左衛門は先日の傷から自分の足で歩くことも侭ならず両肩を兵士に抱えられて連れ出されており顔を上げることも出来ない状態です。その与左衛門に大蔵卿局は「誰にやられたのか殿に申し上げよ」と証言を促します。与左衛門は懸命に顔を持ち上げると「真田・・・」と答えますが続く言葉を吐くことが出来ずにいると大蔵卿局が「徳川の間者と会っている所を見てしまい。それで口封じに」と続く言葉を引き取って答えます。秀頼はその様子を口を半分開いたままで聞くと「信じられぬ・・・」と何を信じるべきなのか分からぬまま呆然と立ち尽くします。

真田丸50話最終回感想つづく。
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