-研修大会にあたっての社長のスピーチ-

皆さん初めましての人もいるのかな?
私が社長をやらせて貰っている白井です。

いつの間にか当社も新入社員を迎えて研修を行うことが出来るようになりました。
思い出してみると創業当初も求人活動には苦労しました。
ハローワークに求人を出しても誰も応募してこない。
かと言って求人媒体に出す資金もない。
と思っていたら大きな物件の成約が入ったと求人媒体に依頼を出してみたのですが
応募は冷やかしか面接の日時を決めても雨が降ったからやっぱり止めました。
といったような、面接してたら応募もないので採用して後で苦労するだけだったので、
ある意味、キャンセルしてくれて有り難かったなという応募しか来なかった。
今になって振り返ってみると正直過ぎたのでしょうね。
こちらにとって都合の良いことを要求をし過ぎていたんでしょうね。

参考に、当時の求人票に書いていた内容について話してみましょう。

アットホームな会社です。

素晴らしい家庭を築くため
・安月給でも大丈夫な人
(事業が軌道に乗ったら上げます)
・家に帰らなくても大丈夫な人
*・残業代不支給
・休みも家に帰らずに働ける人

以上のような条件で募集したら
求人応募があって面接で会ってみたら
なんかやけに汚い人が来ちゃったなと思って雇ってみたら
ホームレスの人で家を提供してくれると思ってたのに
働くなんて聞いていないって言って
飯も出ないなんてどうなってんだって言って、
3日後には会社のお金を持って
どこかに逃げてっちゃったなんてこともありました。

今回の研修大会参加者は新卒や第二新卒と呼ばれる人たちがメインな訳ですが、
リーマンショックの大不況で優秀な若いのも職にあぶれているだろうと思ってたら
皆様をお迎えすることが出来ました。
人には運不運があります。
そしてどうしょうもないものがあります。
それが生まれる時代を選ぶということです。
皆さんは言ってみれば生まれ落ちた瞬間から
大不況の中で就職活動をすることが運命づけられていたのです。
私が就職活動してた頃なんて鼻くその付いた履歴書を送ってもほぼ採用です。
一流企業も学歴に関わらずほぼ選びたい放題でした。
と言っても一流企業も当時は一流企業になっていなかったからですけどね(笑)

それと今大会についての注意事項です。
ご存知の通りこの研修所は辺鄙な土地の山の中にあります。
従って、勝手に抜け出すと遭難するおそれがあります。
特にそういった行動に出る時は夜間になるでしょうから、
任意で山を下りる時は必ずタクシーを使うように。

遭難して山岳救助隊が出動すると
救助隊から貴方たちに非常に多額の請求がいきます。
その点について会社は一切手助けしませんので気を付けるように、
ただ、もしかしたら上司に相談すれば
系列会社のローン会社を紹介してくれるかもしれません。
そこは他よりちょっと金利が高いですが代わりに
信用力の無い皆さんにも貸して貰えるかもしれません。
それともしたら長い船旅の手配して暫く魚釣りをして暮らすことも可能かもしれません。
これは冗談ですが、
皆さん今回の研修大会で成長するように、
それではご静聴ありがとう。

バッカスフォール株式会社2010年度社史 新卒研修大会開式の辞より

総務部新入社員インタビュー新入社員I
-社長は冗談だって一人で笑ってましたけど
社員は誰も笑ってなかったことだけは言っておきたいっすね。

辞退者 2名
(総務部記録より)

悲しい笑い(駄洒落)に合掌

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投稿者: 悲しい笑い

ブラック企業を渡り歩き、どさくさに紛れて営業のマネジメントや新規事業の立ち上げをやったりしていました。