フランスパリ同時多発テロ内容

壁から剥がれ落ちる塗装 社会派気取り


2015年11月13日で起きたフランスパリ同時多発テロについて調べてまとめたものをあげさせてもらいます。


被害概要


事件発生日2015年11月13日

死亡者129名
負傷者352名(内40名重傷)

テログループ
少なくとも8名(内7名死亡)

18日の拘束作戦
死亡者2名
逮捕者8名
20日に1名死亡
合計3名死亡

 


テロメンバー


首謀者

アブデルハミド・アバウド
ベルギー国籍モロッコ系 ISIL内組織「預言者の剣」リーダー
18日の拘束作戦で死亡

スタジアム襲撃メンバー

氏名不詳
シリア偽造旅券使用
自爆により死亡

ビラドル・アルフィ(20)
フランス国籍ベルギー在住
自爆により死亡

劇場襲撃メンバー

サムアムミール(28)
フランス国籍アルジェリア系
シリア渡航歴あり
オマル・イスマイル・モステファイ(29)
フランス国籍アルジェリア系
死亡

氏名不詳
死亡

市街地襲撃メンバー

氏名不詳
詳細不明、逃亡

イブラヒム・アブデスラム(31)
フランス国籍ベルギー在住モロッコ系
自爆により死亡
※服役中にアバウド容疑者と接点
サラ・アブデスラム(26)と兄弟

サラ・アブデスラム(26)
フランス国籍モロッコ系
犯行使用車のレンタル手配を行う
指名手配中
イブラヒム・アブデスラム(31)と兄弟


テロ実効のメンバーを見て気になったのですが判明している限りでは全て移民である事は気になりました。実行の可能性を上げる為に敢えて選んだと思えますが、イスラム国には外国籍の人間で命を捨てられるメンバーを揃える事が出来ているという捉え方も出来るかと思います。

サム・アムミールを調べる事で彼らについて知る事が出来るのではないかと思い下記記事に書いています。
サムアムミールの怒りについて
パリ同時多発テロ事件実行犯サム・アムミールについて


当日に使用した装備等について


レンタカー3台を使用 犯行後はパリ近郊に乗り捨て
車種ルノー、フォルクスワーゲン
(内、フォルクスワーゲン・ポロはベルギーでレンタルされていた
また、レンタルの手配を行ったサラ・アブデスラムはフランスから指名手配されている 2015/12/20現在)


パリ近郊に乗り捨てられていた中から出てきた装備品
銃(カラシニコフ)×3
予備弾倉
ナイフ×3

犯人使用の爆弾
「高性能爆弾「ATP」
※2005年のロンドン同時テロでも使用されていたものと同型

連絡手段
携帯電話

場所の選定基準
襲撃するのが簡単で多くの犠牲者が出る場所

 


フランススタジアム襲撃


フランススタジアム
仏独サッカー親善試合
21:20 グループの一名が自爆 実行犯1名 市民1名死亡
21:30 2度目の自爆テロ 実行犯1名死亡
21:53 3度目の自爆 実行犯1名死亡

※ドイツ外務大臣シュタインマイアー及びフランス大統領オランドの両名も観戦していた。

 


バタクラン劇場襲撃


バタクラン劇場
21:40 ライブ中に襲撃 実行犯3名 市民89名死亡。今回のテロで最大の被害者数を出した
※イーグルス・オブ・デス・メタルのライブ開催中

 


市街地襲撃


カンボジア料理店「ル・プティ・カンボージュ」バー「ルカリオン」付近
21:25 銃撃により市民15名死亡


ピザ店「ラ・カ・サノストラ」
21:32 銃撃 市民5名死亡


喫茶店「ラ・ベル・エキップ」付近
21:36 銃撃 市民19名死亡


レストラン「ル・コントワール・ボルテール」付近
21:40 自爆 実行犯1名死亡


18日パリ近郊サンドニのアパート付近
4:20 フランス国家警察特殊部隊が突入
銃撃戦によりテロ首謀者とされるアブデルハミド・アバウド容疑者死亡
容疑者8名拘束 突入した警察犬死亡


現代の先進国で起きる事件とは到底思えない事件です。
しかも地方でなくフランスの首都であるパリでの出来事です。
そこで死亡者129名、負傷者352名(内40名重傷)もの被害者を出した事件が起きた。
特にフランススタジアムではフランス大統領が観戦中であったということは、
テロリストの刃先はフランスの大統領に届く寸前であったということです。
そう考えて背筋の凍る思いがしています。

今世紀は戦争ではなく、
テロリストとの戦いの世紀になるのかもしれないと思いました。

それでは今日はこの辺で