ゲーム会社に精通している人から聞いたが無双シリーズでお馴染みのコーエーには毎年「うちの地元出身の武将はあんなに弱くありません」といったような内容の苦情が寄せられるそうで、一度だけ直属の末裔から「うちの先祖はビームを出しません」といった苦情も届いたらしい。自分が電話担当なら多分笑う
— 秋菜↻ (@ev_Akina) 2013, 1月 24
このツイートで「コーエー」がツイッターのトレンドワードになり、公式ツイッターが反応
「コーエー」がHOTワードに!と思ったらなるほど。そういえばTGSのブースに場に馴染まないスーツの方たち8名ほどがいらっしゃって、何の御用かとビクビクして聞いたら「戦国無双シリーズに当県の武将●●を出していただきありがとうございました!」と声を揃えてお辞儀されたことが有りました。
— コーエーテクモ (@koeitecmogames) 2013, 1月 24
ある意味武将のお陰で大きくなった会社ですので、それを生み出してくださった地元の方とは恩返しも含めて色々とご一緒させていただきたいと思うのです。かつ、エンタメ企業ですので、楽しいことをやってお返し出きればと。
— コーエーテクモ (@koeitecmogames) 2013, 1月 24
ちなみに、ビームを出す参考図がこちら 光栄 戦国無双より
まぁ、確かにね。
俺も昔かめはめ波とか出せないか頑張ったけど、
無理だったしね。
ご先祖様の武将はこんな弱くない!!っていう
クレームは確かに言われてみればありそうだよね。
逆に家のご先祖様をこれだけ格好良く描いてくれてありがとうございます。
っていうお礼のパターンもありそう。
でも考えてみれば、この辺は日本人だから割と寛容なんだと思うんだけど場所やモノによっては洒落にならんことになるケースもあるらしいからね。
例えば女神転生は宗教絡みでヒンドゥー教の聖職者から神であるクリシュナをゲームに登場させることは神への冒涜であるとしてクレームを入れられたという話を聞きくし、これはゲームじゃないけど嘗てイスラム教のムハンマドの生涯を描いた「悪魔の詩」を翻訳したことで大学教授が殺された事件もあるので、その内に女神転生を開発したアトラスは爆破されちゃうんじゃないかと心配になります。
でも、よくよく考えてみればゲームに登場するほど知名度のある人物ということは大抵の場合、地元の英雄として扱われているんだろうし、その英雄がゲームの中で弱かったり悪役として使われていたら良い気はしないだろうね。それに登場人物の実際の子孫である当事者としたら、ゲームでの扱いによって子供がいじめられたらなんてことは考えるから苦情が来るのは当然なんだろうね。
でも、考えてみれば当時の武将達だって生まれた年や場所によって全く違った人生を歩むことになっていたんだと思うから一概に強い弱いとは分けられない気もする。伊達政宗を例に挙げれば10年早く生まれていたら天下を取れていたかもしれないとよく言われるし、戦国最強の兵と島津に言わしめた真田幸村だって、その人生の大半は人質同然で豊臣秀吉の官僚として働いていた。もしも秀吉がもう数年長生きして地盤を磐石なものにして自分の子供である秀頼に引き継がせることが出来て徳川家康が天下取りを諦めていたら真田幸村の名前が歴史は残らなかったのは間違いない。
結局、皆それぞれの正義がぶつかり合った勝敗の末に今がある。その戦いに敗れた側も生まれた土地のため家族や友人のために命を賭けて戦ったに過ぎず、しかも機会を得ることが出来ないだけであった可能性も十分にある。
だから、しっかりやろうとすると尚更に難しいことなのかもしれないね。