どうかしている」カテゴリーアーカイブ

もしかして自分はどうかしているのではないだろうか?と不安になったものたちです。

囚われたヘビクイワシさん

美しいバラには棘がある

彼女の名前は鳥界屈指の美女でお馴染みのヘビクイワシさんです。
メーテル系の美人さんですな。
全長は概ね100-150cmの間程度。
なので名前から察するに腹が減ったら
蛇をワッシワッシと食べるのです。
ワシなだけに。
いいですか?
ワシなだけにワッシワッシといくのです。
(大事な事なので2回言いました)
それと個人的には笑う時も「ワッシャッシャッ」とやって欲しい所なのですが、これは小さい子供が見たら確実に何かを歪めてしまいそうな気がするのでやはり止めて置くが吉です。

可憐に蛇をぶっ殺すヘビクイワシさん

可憐に蛇をぶっ殺すヘビクイワシさん

画像出典:掛川花鳥園

掛川花鳥園イベント案内10:30バードショー

因みに…。
ヘビを捕まえる時はこうよ!
こうして、こう!
おほほほーっ!
ってな感じで蛇をやっつけてワッシワッシといくらしいです。
こんな感じで可憐な見た目でやってることはエグい姐さんです。

そこで思ったのですが、メーテルが鉄郎と合流する前までは普通に一人旅でした。
あれだけ線が細くてお金も持ってそうな女性が一人で歩いていたら近辺の不審者が夢のオールスター勢揃いになるのは間違いありません。
そうなれば実際に襲われたのだって一度や二度ではないでしょう。
しかも銀河鉄道999を見ると広大な星の全てに治安が行き届いているようには見えないので場所によっては北斗の拳に出て来そうなモヒカンヒャッハー!な強盗に襲われるケースだってあったと思うのです。
その全てをメーテルは鉄郎(或いは部品にされてしまった少年達)と合流する以前は一人でやっつけていたのです。そう考えるとメーテルは歴戦の兵と言って差し支えない経験を積んでいるのです。

なので悪人達は鉄郎を倒せば残りのメーテルはどうにでもなると思って襲い掛かると思うのですが、その実は鉄郎を倒すとボスキャラとしてメーテルが現れるというのが正しい認識となるのです。
作中でも鉄郎が倒された後は普通にメーテルが敵をやっつけてましたしね。
だからアレです。
もしも鉄郎が途中でメーテルに「やっぱ機械の体にすんの止めとくわ。だって目ん玉に照準器とかくっついてんのダセェし」等と言おうものなら「そう…。なるべく新鮮で活きがいいのが良かったんだけど仕方ないわね」とか言って涼しい顔で鉄郎をぶん殴って気絶させて詰め込んだトランクから「ムガーッ、ムゴッムゴーッ」とか声が漏れているのもお構いなしに銀河鉄道の中に持ち帰ると思うんですよ。
車掌「どうもメーテルさん。あれ?鉄郎さんはご一緒ではないのですか?」
メーテル「ああ、鉄郎はちょっとね・・・。残念だけど・・・、もう会うこともないでしょうから気にしないで頂戴」
鉄郎「ムゴーッ、ムゴーッ」
車掌「それは残念ですね・・・。ところでカバンから何か声が聞こえる気がするのですが?」
メーテル「うふふっ。いやだわ。気のせいに決まっているじゃない」
部品「ムゴーッ、フゴッ、タス・・ケ・・ェ」
車掌「ほら!タスケテって聞こえましたよ!」
メーテル「ああ、これね。部品だから仕方ないのよ」
車掌「え!?」
メーテル「ちょっと活きの良いのをね」
車掌「そ、そうなんですか?」
メーテル「だから気にしないで頂戴」
車掌「あの、もしかして・・・」
メーテル「さぁ早く行って頂戴!こっちだって忙しいのよ」
車掌に指輪のビームで威嚇射撃
車掌「ひゃあーすみませーん」
ってな感じで鉄郎は機械帝国に連れていかれてネジか何かに加工されちゃうんでしょうね。

昔から美しいバラには刺があると言いますからね。それだってモノによっちゃあ下手に触れるとバラバラにされてしまうので要注意ですよ。バラなだけにです。いやぁ恐ろしいですね。怖いですね。という妄想が捗ったので書いてみました。

それでは今日はこの辺で

てへぺろおじさん

ダニングクルーガー効果が生み出した悲劇

前回はダニングクルーガー効果の必要性について書いたのですが、今回は勘違いすることも時に必要だけれど勘違いしたままでははいけないという話をします。

ダニングクルーガー効果について簡単に説明すると、何か専門的なことを学んだり習得しようとするとき新人は俺ってもしかして凄いんじゃね?と勘違いし、逆にベテランになると習得した知識と経験から自分に対して正しい現状認識を持てるので新人と比較すると自信の度合いが低くなるというものです。

ダニングクルーガー効果のことを知ると誰でも一人位は勘違い野郎が思い浮かぶのではないでしょうか。

私が思い出した例を一つ挙げます。

学生の時のバイト先で自分は歌が上手いと思っている歌の下手な社員のおじさんがいました。
その人は結構いい年をしたちょっと小汚いおじさんでもありました。
ある日、私はそのおじさんに奢ってやるからと居酒屋に連れて行かれて相談を受けることになりました。

内容は彼女と連絡が取れなくなったのは、なぜなんだ?というものでした。

それは振られたんですよと聞いた瞬間に私は正解を導き出してしまったのですが、いきなり正解を言ってしまうと「そうか、やっぱりな、ほな帰ろうか」となって私が人の金で刺身盛り合わせを貪り食うことが出来なくなってしまう恐れがあるので「そうですか、何故そのようなことが起きるのか理解に苦しみますね。詳しく話して下さい」と言って刺し身盛り合わせが出て来るまで面倒ですが話を聞くことにします。

そのおじさんはフィリピンパブが大好きでした。何でもそこで作った彼女だったんだそうです。

そこからおじさんの彼女への思いの丈を延々と聞かされます。
曰く愛を証明するためにフィリピンパブへと通い詰めた
曰くいくつものプレゼントを贈った

にも関わらず彼女と連絡が取れなくなってしまったのだそうです。

国に帰ったか別の客と結婚でもしたんでしょうね。そりゃあねえ遠い異国の地で頑張って手に入れたのが小汚いおっさんじゃ余りにも救いが無いって話ですよ。
事と次第によっちゃあ、おじさんを池に放り込めば池の女神さまにきれいなおじさんと取り替えて貰えるんじゃねぇか何て思われて投げ込まれてた可能性だってあるのです。そうならなかっただけ有り難いと思うべきです。と思ったのですが、そのまま伝えるのは流石に私の心が痛みます。じゃあここの飲み代はやっぱり割り勘ね等と言われては目もあてられません。

そこで話の着地点として彼女は謎の秘密結社にでも誘拐されたとかで決着出来ないもんか等とこっちが必死に考えていると、それも知らずにおじさんは「それとも別の店に移ったんやろうかぁ」等と宣います。いや、それだったら金蔓をわざわざ手放さずに移籍先の情報を教えてくれるだろうと身も蓋もないことを考えた所で気付きます。

あれ?なんでこのおっさん自分に彼女が惚れているという前提で話をしているのだろう?
怖い怖い怖い。これがストーカー思考というものなのか?
そこで、そのことを遠回しに聞くと教えてくれました。

おじさんには彼女が自分に惚れている確信があるそうです。
やっぱりストーカーでした。

と思ったら思わぬ言葉が続きました。
「ほら、ワシ、歌、うまいやんか?」
「え?初耳ですけど・・・」
「まぁまぁ、音痴の君には理解できんかも知れんけど、それとワシ、実はカラオケ教室に通い始めたんやけどな。そこの先生も才能ある言うんよ」

それはあなたが教室に通い続けないと小銭がチャリンチャリンと入って来ないからであって、それは世に言うセールストークというものでは?
あと、なんで私はさり気なく音痴だとディスられたのだ?
と思ったことは言わず「はぁ、そうですか・・・」と話を続けさせます。

何でも店で彼女に一目惚れしたおじさんは彼女の目を自分に目を向けるにはどうしたら良いか考えたんだそうです。
結果、自分にはプロ顔負けの歌唱力があると気付いたんだそうです。

そしておじさんは彼女の目を見て河村隆一の「Love is…」を歌ったと言います。
それを受けて彼女は「素敵、好きになたヨ」と目を潤ませて応えてくれたそうです。
「え?それは彼女の方からおじさんに寄って来たってことですか?」
「いや、ボーイさんに聞いて指名を入れたんよ」

典型的なセールストークです。

おじさん曰く「それで彼女は儂にメロメロになったんや」だそうです。
それを聞いて私は仮説をいよいよ確信に変えて予想を深堀りします。

恐らく彼女とおじさんが出会ったのは彼女が店を辞める直前位のタイミングで、おじさんが歌うのを見て「野郎!カモがネギ背負ってきやがったぜ!」と思って最後の小遣い稼ぎをしたのでしょう。

後日おじさんがフィリピンパブの店長に彼女のことを聞いたらフィリピンに帰ったって言われたそうです。

正にダニングクルーガー効果が負に働いたが故の悲劇です。

おじさんの歌は下手でした。しかしフィリピンパブの嬢たちは自信満々で歌うおじさんを適当におだてます。それに気を良くしたおじさんはブタもおだてりゃ木に登るの格言通り調子に乗ってカラオケ教室に通い始めた挙げ句、更にそこでもセールストークに乗せられて小銭を巻き上げられた挙句、歌う専門知識と専門教育を受けたという自信満々の歌があんまり上手くないこ汚いおじさんが出来上がってしまったのです。

おじさんにとって本当に必要だったのは「おまえ歌へただな」と言って冷水を頭からぶっ掛けてくれる人だったのです。
やはり正しい現状認識というのは重要です。

後日談~

おじさんは彼女のことを思い出すと辛くなるからと言って別のフィリピンパブに通い始め、そこで見つけた別の嬢と結婚しました。

やっぱり歌で口説いたんですか?って聞いたら「あの店カラオケあれへんねん。しゃあないから地道に店に通ったわ。そんで仕方ないから良い仲になってからカラオケには行ったんやけどな、アイツ、ワシの歌は下手や言うて褒めてくれへんかった」と言ってがっかりしてました。

それを聞いておじさん良かったね。と思いました。

それでは今日はこの辺で

シャンプーだと思ったらリンスだった!

ダニングクルーガー効果の必要性について

最近になってダニングクルーガー効果なるものを知りました。
これは能力の低い人は自分が優秀であると錯覚しやすく能力の低さを認識することは難しいものではないかという仮説です。

この仮説はデイヴィッド・ダニングとジャスティン・クルーガーが研究によって提唱されたものになります。
ああ、ダニングとクルーガーだからダニングクルーガー効果。意外と安直なネーミングなのねと思います。これをwikipediaで調べると「ダニング=クルーガー」と記載されているので、ああ、なるほど。ダニングとクルーガーが=で結ばれているから、ダニングはクルーガーであり、クルーガーはダニングなんだ。ということは、

ダニング 「俺がお前で・・・」
クルーガー「お前が俺で・・・」
ダニクル 「入れ替わってるー!?」

というシーンが頭に思い浮かびましたがどうでもいいです。
正確にはダニングとクルーガーは等しく同じ程度の功績を果たしている。とかそんな感じの表現なんですかね?

因みにコレを知った時ブログに書こうとスマホにメモったのですが、そこには「ダビングクルーガー効果」って書いてあって昔なつかしのビデオのダビングか何かで失敗しちゃった奴なのかしらって思いました。
私「ルンルン♪あの映画をダビングして貰っちゃったの助!
それでは早速最低スイッチを入れてと
『俺は今まで約束を破ったら全て逆ギレして生きてきた』
うわー本当に最低だー。
じゃなくて再生スイッチオン♪うわー、なんだこれー、全くダビング出来てないじゃないかー、まさかコレが噂のダビングクルーガー効果!」的な感じでダビングを妨害する何かの機能なのか?って思いましたけど、これこそ正にどうもでいいことです。

それではダニングクルーガー効果に話を戻します。
これの効果は簡単に話すと未熟者は自分の能力や他社の能力を正確に把握できていないため自分が優れているという錯覚をし易いというものです。

初心者:専門的なことを知っていると錯覚して過剰な自信に満ちている
熟練者:業界の立ち位置や技術の正確な把握から適正な自己評価が出来ている

例えば、料理を例に挙げてみましょう。

習いたての新人「材料を適当にぶった切って適当に鍋かフライパンに調味料と一緒にぶち込めばあっという間にフランス料理の出来上がりってね。料理なんて簡単。結婚して子供も生まれたばかりだから近い内に今のブラック企業を辞めてからラーメン屋でも開こうと思うんだ」

鉄人シェフ「料理は難しい。未だに何が何だかさっぱり分からん。私はフランス料理が専門だが、なぜ人は私の作った生ゴミみたいな料理を美味いと言うのだろう?それと未だにフランスがどこにあるのか分からん。アメリカのどっかにあるのか?」
そこは調べろや!って思いますけど、こういった傾向は一般的に生まれ易いものだと思うのですよ。

もしかしたら自分も同じような勘違いをしていた時期があったのだろうか?と軽く思い出してみたところありました。
よく考えてみると私は何で未だに自殺もせずにいられるのか不思議な位に恥辱と汚辱に塗れて肥溜めの中で鼻唄混じりで人生を送っている訳ですから勘違いでもしてないと生きていけない人生に違いないのです。

思い起こしてみれば幼稚園の時だってそうです。
折り紙の授業を受けていた私は会心の作に自信満々でした。それを見た先生は見本にそれを貸してちょうだい。と言って皆の前に立って全員に向かって言いました。「みんなー、見てちょうだーい。これが悪い見本だからねー」と晒された挙げ句に「じゃあ悲しい笑いちゃん返すわよ」と言って晒し首の刑に処された過去を思い出します。こうして私の世界折り紙アーティスト(そんなもんがあるかは知らんけど)になって皆からチヤホヤされながら世界中を回って良い旅ゆめ気分は無惨にも打ち砕かれた訳です。しかし思い返してみると幼気でカワイイ私にこんな無惨な仕打ちを出来た当時のアイツには、どう考えても幼稚園の教諭たる資格は無かった無かったと思います。

また話が脱線してしまいました。
どうもダニング&クルーガー、通称ダニクルのコンビは私のトラウマスイッチをハンマーでぶっ叩き続ける何かがある気がしてなりません。

今度こそダニングクルーガー効果について自分に起きた例を話します。
それは我が愛するサイト「悲しい笑い」を始めたばかりの頃でした。
サーバーも借りた
独自ドメインも取った
サイトも作った
アクセス解析も入れた

これらの作業が終わった時は天下を取った気分でいました。これで世界中からアクセスが集まり人々は我を称え莫大な収益が齎されるのだ。
死ぬときのセリフは「俺の財宝か? 欲しけりゃくれてやる…… 探してみろ この世の全てを悲しい笑いに置いてきた」にしようと思っていた位です。
そしてコンテンツを作成して公開しました。

初日のアクセス数は300程度だったと思います。
公開初日にですよ。
私は自分の才能に打ち震えました。
怖い。
知ってはいたが自分の才能がこれ程だとは・・・。
そう思っていたのも束の間でした。
アクセス元の国が殆ど外国なのは何で?

調べて判明したのは、それはアクセス解析にわざと履歴を残すことで気になったサイト運営者がアクセスしてくるのを狙う。リファラスパムというものでした。
そういったリファラスパムを解析結果から取り除くフィルタ機能を使います。

アクセス数が2になりました。
広大な世界、約78億人もの人々がアクセスできる我がサイト「悲しい笑い」には、その日たった2人だけがアクセスしていたのです。

そして更なる事実が私を襲います。
そう言えば自分のサイトをPCとスマホで見た気がする・・・。
この事実の重みが分かりますか?
自分のPC×1
スマホから×1
合計2

つまり私のサイトを見ているのは世界中で自分1人だけだったのです。
世界中で一人ぼっちです。

しかし私は挫けませんでした。
今度はtwirtterで自分のサイトのPRを始めます。
それから3日経ったら変な受験生のアカウントに私のツイートがスクショで貼られて「何が言いたいのか分からん」と晒される憂き目に遭います(あいつ受験に失敗しやがれ!)。
そうした心の傷からtwitterでPR活動するのもかったるくなり無事に適当なことをボヤくだけのクソ垢に変貌を遂げます。

それでも私は挫けませんでした。
ブログを開始して半年後、毎日50を超える数のアクセスがつくようになったのです。
そうかやはり私は世界から求められていたのだ。
気を良くしてアクセス元を調べてみます。
殆ど中国からでした。
そうね。中国でも日本ブームが起きてるって言いますからね。
存分に日本の魂を学ぶヨロシと思っていたら、毎日いつでも中国からのアクセス数50。判で押したように同じ数の訪問があります。そしてアクセス解析で調べてみると同一機種のスマホで同じ数だけのアクセスを確認。
どうもフィルタ機能を抜けた何かスパム行為を企んでのアクセスであったようでした。

こういった幾多の苦難を数々を乗り越えて我が「悲しい笑い」は運営されているのです。
あれ?なんでサイト運営なんかしてるんだろ?

ここまで書いて気が付いたのですが、私はサイト運営に於いて間違いなくダニングクルーガー効果に当てはまる勘違い野郎でした。今でこそ大成功は遥か遠いな・・・。まぁボチボチやってますわ位になっていますが、もしも私が運営当初の頃に吉本興業所属の変てこな外人コンビ、ダニクルにそそのかされることなく自分に適正な評価を下していたらストレスで腹を下して3日目位にはサイト運営なんか止めていた筈です。従って、このダニングクルーガー効果というのは、実は初心者が続けていく為には必要なものなんじゃないかと思いました。
だって思い出してください。誰だって最初は初心者で周りの足を引っ張ってばかりで寧ろマイナスだろうって時も自分は一人前になれるに違いないってどっかで自惚れてたから頑張って続けてこれたんじゃないかと思うんですよ。

それでは今日はこの辺で

漫画喫茶

【愚痴】マンガ喫茶で怯えるの巻

マンガ喫茶に行ったところ店員さんからご機嫌な対応をされて今日も泣き寝入ってやった話をしたいと思います。

そう、いま思い返してみると入店時から全ては始まっていたのと思うのです。

あれ?おかしいなあ?変だなぁ?怖いなぁ。
その時は違和感の正体に気付きませんでした。
今になって気が付きました。
「いらっしゃいませ」の一言が無かったのです。
正にそこは沈黙の支配する世界でした。

これは私の経験則ですが店に入って「いらっしゃいませ」と言われない所は高確率で地雷です。何かの事情があって、例えば待ち合わせ場所に指定されてしまっているような場合は仕方ないと諦めますが、それ以外なら店を出るようにしています。そして複数いる店員で一人だけ頑なに言わない店員がいる場合は、その人になるべく関わらないが吉です。
そういう店員は大抵の場合は狂犬と一緒なので近付くと噛み付かれて怪我をするだけです。特に飲食店の場合は関わってしまったことで何か逆恨みでもされて裏で注文した品に何をされるか分かったもんじゃありません。

しかし今回はマンガ喫茶の受付で当たってしまいました。
これは避けようがない・・・。

そこは席の場所と種類を指定できる店でした。
マッサージ席やリクライニング席といった座席の種類を指定して席の位置の希望も聞いてくれる店なのですが、一つだけ難点があってカラオケスペースの近くだと歌声が漏れ聞こえてきてうるさいのです。Google先生の口コミでもその点は指摘されていて前回いった際に、カラオケスペースから離れた場所にするべきだったと心の底から後悔したので、希望の席を聞かれた時にはカラオケスペースから離れた場所であれば、座席の種類はどこでも構いません。マッサージ席なら全身の骨が砕けるまでマッサージを受けてやりますしリクライニング席ならずっとリクライニングしてやる覚悟でもってリクエストします。
すると「カラオケ席ですか?」と反応してくれます。
「いいえ、カラオケの音がうるさいので、そこから離れた席にしてください」
「カラオケの席じゃないんですか」
と何度かディスコミュニケーションを繰り返します。途中で、あれ?この人日本語が分からない外人さんなのかな?と思った位に話が通じません。
しかし日本で働く外人さんて基本的には賢いから多少の言葉の取り違えがあっても少し擦り合わせれば大抵の場合は話は伝わるしなぁ等と思いながら話していると「分かりました。席の種類を指定してください」と無表情に下を向きながら言ってくれます。
おお!こいつ絶対に陰キャだな?とか思っててごめん。きちんと案内してくれれば良いんだ。でもお客さんが来たら「いらっしゃいませ」の一言くらい言おうな!と思って、取れた席に向かったら正にピンポイントで音の漏れ聞こえてくる席を案内でした。
「おまえ全く理解しとらんやないかーい!!」と心の中で全力で突っ込みます。
受付に戻って席を替えて欲しいと伝えます。
まぁ、クレーマーと思われて相手に委縮されてしまうと逆に損をするのはこちら側になるので「私の伝え方が悪かったと思うんですが、この場所にある席だとカラオケの音声が漏れてきてうるさいので離れた席にして欲しいんです」
「チッ、ではどの種類の席がいんですか(舌打ちは幻聴だったと信じたい)」
「このカラオケスペースの近く以外の席にして欲しいんですが、こちらの要望は伝わっていますか?」と確認すると
「どの種類の席でも構いません」とイラっとした感じで言われます。
(なんでオマエが切れてんだよ!)と思いながら「じゃあ、このPC席でお願いします」
「その座席種類の席は離れた位置にありません」
はぁ~?おまえがどの席でも良いって言ったんだよな!?という言葉を呑み込んで
「じゃあどの席ならありますか?」
「だからどの席でもいいです」
(いや、だからさっきみたいに指定したら、その席は無いとか言われたら嫌だから聞いてんだよ)
「じゃあ、このリクライニング席でお願いします」
「こちらはBGMは流れていますがいいんですか」
「あのー、BGMの流れない席があるんですか?」
「ありません」
え?なに?もしかしてツッコミ待ちなの?オマエとは初対面で友達でも何でもないのに?それとも皮肉?気も利かない癖に一丁前に?と混乱してきます。
「カラオケの音がうるさいとお客さんから声は出ないんですか?」
と聞いてみると
「ありません」
と面倒臭そうな様子で作業をしながら答えてくれます。
「インターネットでこの店の口コミを見るとカラオケの音が聞こえてうるさいといくつも出ていますから、同様に感じている人は多いと思いますよ。あなたは人の話を聞けない人のようですから、もう少しお客さんの話を聞くようにした方が良いんじゃないかと思いますよ」と本当に口の先まで出ていましたが、これはギリギリ堪えることが出来ました。
もうね。指定された座席の場所に行ってみたらトイレの中の個室とかだったらどうしようと怯えながら向がいましたが今度は希望通りの席でした。
良かった。

そして今になって思い返して見ると、あの店員、一度も「すいません」て言わなかったことに思い当たります。その事実に逆にこちらがビビります。
お客様の要望を無視した席を取って無駄足を踏ませた挙げ句に無駄な時間を消費させて「すみません」の一言も無いんですよ!!
そしてGoogleの口コミの中に「店員の態度が悪すぎる」とか「店員のレベルが異常に低い」といった接客対応について、やたら低い評価の書き込みがあったことに思い当たります。
このまえ初めて行った際に対応してくれた受付の店員さんはやたらごついけど親切な人でしたし、店の中で歩いている店員さんも質問した際には感じ良く対応してくれていたのでネットの口コミなんてやっぱりあてにならないんだなと思っていたのですが、あ!アイツか!?と気付きを得ます。
そして口コミを改めて見返してみると「警察がよく呼ばれている」という書き込みを見つけます。これを見た時は客層の悪い場所だしなぁと思っていたのですが気付きます。
あいつが客のことキレさせてたんじゃね!?
それに気づいた時は、もうあの店員に対して怒りとかではなありません。寧ろ怖い。奴に関わっていると何か自分の中にある常識のようなものが崩されそうで怖い!と震えながら今日も枕を涙でビショビショにしてやりましたよ。
ざまあみやがれ!!
ということで今日はマンガ喫茶のグチでした。

はぁ~、死にたい。

女子のスマホ画面がバキバキの理由

なぜ女性のスマホの画面はバキバキなのでしょうか?

電車に乗っているときや周りにいる女性のスマホ画面を見ると高確率で画面が割れてバキバキになっているように感じます。

なぜなのだ?
スマホの画面が割れているのは女子力の証なのか?
なんでやねん。
しかしここで思考を放棄してしまえば正解に辿り着けなくなってしまうので、もう少し推測を進めてみます。
そうか女子力が高まると共にやがてスマホの画面が耐え切れなくなってしまうのではないだろうか。
例えば北斗の拳でケンシロウが人間の潜在能力の全てを出し切る呼吸法「転龍呼吸法」を行うと服がビリビリに破れる訳ですが、これと同じことを女性も行っているのではないでしょうか。
通常の女子であれば女子力は30%までしか使うことが出来ませんが、それを極限まで引き出す「全集中の呼吸 CanCanの型」とか何かそれっぽいのあるのではないかと思うのです。すると極限まで出された女子力によって、この前も絡んできた男性を「おう!こら!CanCanぞ!」と言って輩の体をズタズタに引き裂いたネイルでスマホをコツコツやっていると、その衝撃に耐え切れなくなったスマホの画面が割れてやがてバリバリになる。
いやいや、流石にそんな恐ろしい能力を持っていたら世界中の女子が女子力の高さを競って戦い合う世界女子力トーナメントとか開かれている筈だからこれは違います。

他にどんな理由があるだろうか?
もう少し常識的に考えてみましょう。
普通に考えて自分の力でスマホの画面をバリバリにするには相当大きな力が要求される筈です。
うーん、トンカチ?
新しく買ったスマホを箱から取り出して「わーい。新しいスマホだ嬉しいなぁ」とキャッキャッ言ってひとしきり喜んで机の上に置いたスマホにトンカチを振りかぶる理由ってなんだ?
そうか!メンヘラなのかもしれません。
今時の女子はスマホを片時も離すことなく持ち歩いています。その姿はまるでメンヘラ女が彼氏に依存するが如くです。
しかもメンヘラ女子というのは自己評価が著しく低いと言いますからね。
せっかく買った新しいスマホを眺めて思い出すのです。

むかし彼女の元から逃げ去っていった男、嘗て親友に奪われた男。

もしかしたら割賦払い36回で買ったこのスマホも他の女に盗られてしまうかもしれない。あの泥棒猫のように。
そこで閃くのです。そうだ。盗ろうという気がなくなれば良いんだ!
そうして彼女は工具箱からトンカチを取り出してスマホの画面を叩き割るのです。
そして言うのでしょう。
「フハハハッ、これで貴様は私のものだ。その身に刻んだ傷が痛む度に私のことを思い出すがいい。私を永遠にその身に刻むが良いわ!」
うわぁ病んでんなぁ。超怖え。という理由。
ですが、これだと私の知っているスマホの画面がバキバキの同僚もメンヘラ女性になってしまうので、あの人もきっと隠れメンヘラ女子に違いないのです。
怖いですね。
いや、待てよ。私の同僚でスマホの画面がバキバキになっているあの人は幸せな家庭を築いてた筈。メンヘラ女子ってそういうのを自ら叩き壊していく筈なので、どうもイメージが合致しません。

そこで直接聞いてみよう思ったのですが、なんだか聞くとウジ虫を見るような目で見られて立ち直れなくなってしまうのではないかという怖さが先に立ちます。そこで、いてもいなくてもどう思われてもどうでもいいやという人たちに聞いてみた所それっぽい意見が出たので挙げてみます。

女性がスマホの画面を割ってしまう理由
・女の子は直ぐにスマホを落っことして割ってしまうドジっ子説
・ネイルでコツコツやっている内に会心の一撃が出て撃破する会心の一撃説

私がドラクエ好きなのとネイルで会心の一撃って女子っぽくて良い!!ということで会心の一撃説を推したい所です。
そう言えば画面がバキバキのあの女も生意気に爪を伸ばしてネイルアートとかやってましたよ。

ここまで書いて新たな疑問が湧いて来たのですが、なぜスマホの画面がバキバキの女性は買い替えたり修理したりせずにそのまま使い続けているのでしょうか?

これについてはスマホが割れている理由って思ったより怖い理由じゃないのかつまらないなぁと思ったのでスマホの画面がバキバキの当の本人に聞いてみました。
下記が結果です。

画面が割れている理由:スマホを落としたら普通に割れた。女性の手は小さいのだからメーカーはもっと対策に力を入れるべき、私は悪くない

修理したり買い替えない理由:もう少ししたら割賦払いが終わって新しいスマホに買い替えるからそのままにしている。修理も買い替えも高い。だから私は悪くない。

つまんねえ女だなって思いました。

それでは今日はこの辺で

はーい。あなたの腐った歯が抜けましたよ♪

まともな歯医者を知っていることはそうでないより確実に幸せになれる話

歯医者でレジンという被せものを奥歯にしました。
昔、奥歯に虫歯が見つかったことで銀歯を入れたのですが、それから冷たいものを食べると沁みるようになり、激痛ではないものの地味にストレスとなっていたものがようやく解消されました。
ここまでの道のりは長かった・・・。

時は遡ること6年前、奥歯に虫歯が発見された時です。
この時に発見された虫歯は私の想像を超えて進行していました。
すると歯医者さんは突如として知らんおばはんを召還します。そして私はそのおばはんに「まぁこっちにどうぞ」と言われて別室に連行されます。
そこで「セラミック治療について延々と説かれます」保険範囲で収まる銀歯を選ぶのは人として有り得ない位のことを言われます。たった五万円で貴方のセラミックライフが始まるのです。その時のおばちゃんは正にセラミックの伝道者という趣きさえ漂わせていました。
その熱を目の当たりにして私はぶっちゃけ奥歯なんか人に見える訳でもないしお金も掛かるので銀歯で良いですとは言い辛いなぁと思いながら聞いていました。
他にもこんな感じの会話をしました。
「あなたスポーツしますよね?」
「いいえ、しません」
「セラミックは本物の歯と見分けが付かない位によく出来ているんですよ」
「ヘー、ソウナンデスカ、スゴイデスネ」
相手からすると私の反応は糠に釘と受け取られたのか10分位すると、じゃあ私の話はこの位にして次の治療時に答えを聞かせて下さい的なことを言われて、ようやく解放されました。

1週間後に再び訪問した私は問い掛けられます。
「私はあなたの答えを知っていますが念のために聞きます。どんな治療をお望みですか?」
「あ、保険範囲内でお願いします」
その時の引き攣ったおばちゃんの笑顔を今でも覚えています。

そうして歯根を残して奥歯を削り取られ
目出度く銀歯を取り付けられました。
グッバイ奥歯♪
ハロー銀歯♪

こうして生まれ変わった銀歯さんを試してやろうとウキウキで食事をします。
そこで気付きます。
あれ?冷たいものや熱いものを食べると銀歯に沁みて痛い。
なんだこれは!?
次の治療で歯医者行った時に最初に対応してくれた助手?の女性に言います。
「あのー銀歯が冷たいものや熱いものを食べると沁みて痛いのですが・・・」
「え、そうなんですか?じゃあしっかり先生に言った方が良いですよ。それじゃあ私はこの辺で」
ビックリです。他人事です。いや、まぁ実際に助手の人と私は赤の他人には違いないのですが・・・。
いや、違う。そこは同じ歯医者の従業員として適切なアドバイスをくれるとか先生に伝えるとか色々あるんじゃないですか?
そのとき同時に彼女と私の間で今まで取られたコミュニケーションが思い浮かびます。
それはお会計の際に次回の診療予約を取ろうとした時でした「あー、先生は学会で忙しいんで、この週は無理ですね」と言ってニヤリと私に笑いかけてくれて「お、おう」という、どうでも良いやり取りでした。どうでも良いですね。

そして先生がやって来てにっこりして言います。
「歯の方はどうですか?」
「いやぁちょっと沁みるようになっているのですが」
そう言った瞬間、先生がいきなり無表情になってビックリです。
「あ、そうですか、大変ですね」
おまえも他人事かよ!と二度びっくりです。
「いやいや、先生、これはどうにかなりませんか」
そういったやり取りをして歯に、どこら辺が沁みますかねぇとか言いながら歯垢とかを取る際の強い水圧の水を出す機器を銀歯に当て、終いには隣の歯にドリルを当てて「ここですかね?」と言ってきます。「いや、削られたら痛いですよ。それと歯の表面ではなくて噛み合わせ・・・」「はーい、じゃあ3か月経ったら診療予約を入れて下さいというハガキを送るので、そこでね。はい。じゃあ次」
その後は3か月経とうが1年待ってもハガキが送られてくることはありませんでしたとさ。めでたし、めでたし。

とはいえ私の銀歯は沁み続けます。
耐えがたい苦痛では無く小さな痛みとは言え、やはりこれはストレスなのです。
かと言って、このファッキン銀歯を取り付けてくれた上にこちらをクレーマー扱いしている歯医者に行く気は起きませんので違う歯医者に予約を入れます。
そこの先生に銀歯に変えてから沁みるので困っていると伝えます。
「あー、銀歯ね。やっぱり3か月位は様子を見ないとね。やっぱり神経がね」
「あのー、もう一年以上経っているんですが・・・」
「まぁ、取り敢えずクリーニングしたら変わるかもしれないから」
不安で一杯な新しい歯医者さんとのファーストコンタクトです。
クリーニングをしました。
確かに歯垢は取って貰えました。
次の診療時に言います。
「あのー先生、まだ沁みるんですが」
「じゃあ次はね。虫歯がいくつかあるからそれを治療しましょうか」
まぁ虫歯があるのなら仕方ありません。
そのあと2回ほど通って歯をガンガン削られます。
それも終わります。
「それでは、あの先生。銀歯は相変わらず沁みるのですが」
「あー、そう?でも銀歯だとレントゲンで撮れないから分からないからね。様子を見ましょうね」
「え?もう一年ほど様子を見ているのですが・・・」
「じゃあもう少し様子を見ましょう」
ここで診療予約が直ぐに取れて、いつ行っても空いている訳が分かった私は歯が沁みることを受け入れるしかないとここで諦めます。

しかし数年たったある日、気が付きます。
それは正に天啓と言って差し支えないものでした。
あいつら両方ともヤブ医者だっただけじゃね?

そうです。全国の歯医者の数はコンビニよりも多いと聞きます。今まで行った二つの歯医者がヤブであった可能性は充分にあります。取り敢えずGoogle先生にあの二つの歯科医院について調べてみると結構な数の悪評が直ぐにずらずらっと出て来てくれたので、どうやら私は考えられる限り最悪の選択をしていたようです。
そうか、今まで通っていた歯医者はヤブであったか。
仕方ないので今度は評判の良い歯科医院を探すことにします。

そこで行ったのは、
・実際に行ってみて歯科医院の様子を見てみる
・広告費を掛けたことでお客さんの数が一時的に増えている可能性があるので三月ほどお客さんが継続して来ているか様子を見てみる

結果、待合室がおしゃれな感じでいつ表から見ても人が待っている歯医者を見付けます。予約を入れると次の月を指定されます。
これは期待できそうだ。予約がこれだけ取れないということはそれだけ多くの人がこの歯医者の先生を頼っているに違いない。きっと赤ひげの歯医者版がいるに違いないと決めつけます。


グラスドクターの後始末を求めて予約を入れた私は、予約時間に訪れた後も結構な時間を待合室で待たされ、ようやく先生と出会えます。
「あのー歯が沁みるんですが」
「あ、そうですか。じゃあレントゲン撮ってみましょうか」
そう言ってレントゲン室に連れて行かれると顔の周りをスキャニングする為にグルグルと回るレントゲン機で歯を撮られます。
レントゲンの画像を見た先生は
「あー残っている歯根が腫れていますね」
そう言って腐った銀歯を引っこ抜いてくれます。
そのあと通うこと3回。
腐った銀歯から白色で他の歯との違いが分かりにくいレジンにしてくれた上に奥歯も沁みなくなりました。

良かった。
今回の一連の出来事を経て私はようやく理解出来ました。
まともな歯医者を知っているということは幸運なことなのだと。

今回、学んだのは下記になります。
・歯医者の先生の腕には上手い下手がある
(どうも私の物を噛む力が強いことも原因に含まれるという話をされたので、推測するに最初の歯医者で入れた銀歯が他の歯よりも若干高くなっていたことで銀歯に余計な負荷が掛かることで歯根が腫れていたのではないかと想像しています)
治療器具は最新のものがあるに越したことはない
(2番目に行った歯医者ではレントゲンが撮れないと追っ払われた訳ですが、最後に行った歯医者さんにあるレントゲン機では撮れた訳ですから、単純に症状に応じて使用する事の出来る機材の有る無しの問題もあったのだろうと今では思います)

以上のことを知らず歯医者なんてどこでも一緒だろと思っていたが為に6年もの長き渡り銀歯が沁みるという苦痛を味わう羽目になっていたのですが、今回の歯科医院に初めに行っていたなら、そんな目に遭う事も無かった訳です。
たかが歯医者と侮るなかれ。歯のトラブルに見舞われた際に良い歯医者に掛かれるかどうかは大きな違いとなりますので皆さんも注意してください。

それでは今日はこの辺で

勇者

異世界転生ものなるものを書いてみる

大分前からラノベおよびアニメ界隈では異世界転生ものが幅を利かせ、出始めの頃は直ぐに廃れるかと思いきや意外にも手を替え品を替え新作が出続けておりピークを過ぎた感はあるものの定着した感があります。
そこでここはいっちょ乗るしかないこのビッグウェイブにということで、私も何か異世界に転生して富を得てやろうではないかと思い立ったので書いてみることにします。

最近は、さすがに死んだ後に異世界に転生すると、もの凄い能力を発揮して無双するだけというパターンこそ少なくなって来ていますが主人公には大抵プラスアルファとして現実世界の知識を活かして異世界でビジネスが上手く行ったりというようなアクセントの添えられているケースが増えてきたように見受けられます。

そこで私が何か活かせる知識が無いか考えてみたところ、そういえば筆者もエクセルの誰でも取れる資格を持っていたことを思い出します。
そこでこれを活かして一つ異世界ものを書いてみようと思います。

主人公は男で、ブラック企業で飼い殺されてて、心臓発作か何かで死んだら現実世界での記憶を持ち越して異世界に転生して、人気が出なかったら最終回は病院のベッドの上で主人公が目覚めて異世界の記憶は全て夢だったことにして終われば良いでしょう。
完璧ですお兄様。撤退戦略まで策定していれば何も憂うことはありません。

それでは始めます。

やぁ、僕は現実辛夫。
ブラック企業で一日18時間位働いているよ。
給与を時給換算すると高校生の頃にバイトしてたコンビニよりも安くなる気がするけど、冷静に計算しようとすると目に涙が溜まって見えている景色が歪んでしまうので出来ないでいるよ。
あ、上司が呼んでいるので話を聞いてくるよ。
「おう、こら!辛夫。この営業成績は何だ?オマエはいつまで会社に寄生してれば気が済むんだ。嫌ならいつでも辞めて良いんだぞ。但し、その時は今まで無駄に払った給料全部返していけよ」
「ひいい、すいません。暗黒部長、靴の裏を舐めますから許してください」
「そんな汚いものはいらねぇから今日も会社に泊まって、この誰でもやれる事務仕事を一人でやるんだぞ。オマエみたいな寄生虫でもエクセルだけは使えるから会社にいさせてやっているんだということを忘れるんじゃないぞ」
「あのー、残業代とかは・・・」
「なんだ?寄生虫が何か言ったのか?」
「ひぃえ、何でもありません」

まったく、このまえ暗黒部長の棚に買い置きしてあったカップ麺を勝手に食べてから僕に対する当たりが更に厳しいんだよなぁ。しかも部長の奴、犯人は辛夫だろって勝手に決めつけてきたんだ。確かに部長のカップ麺を勝手に食べたのは僕だけど、それはそれとして部長の態度は問題だと思うんだ。もしも僕が犯人じゃなかったから名誉毀損で訴えていたところだよ。
やれやれ、仕方ない。今日も僕と言うスーパープレーヤーが会社で活躍してやるとするか。
まずは猿でも出来るデータ入力を片付けるとするか。
あれっ?おかしいなあ。急に視界が歪んで来たぞ。いつも涙で目の前の景色が霞むことはよくあるけど、これだけ歪むことは無いんだけどなぁ。そう思いながら僕は床に倒れ込んだ。

次の日、会社で倒れて死んでいる僕が発見された。
僕はその様子を見ていた。
何だろう?僕は幽体離脱しているのか?いや、それだと自分の体に戻れる筈だから完全に死んでるから幽霊になったのか?
暗黒部長が第一発見者の掃除のおばちゃんから僕が死んでいるという報告を受けているのが見える。
その報告を受けた部長は会社の皆を集めて「いいか?現実の奴は仕事が好きで勝手に会社に残っていたんだ。いいな」
そう会社の皆に言い聞かせている。
嫌だなぁ。自分が命令した癖に責任逃れにアリバイを作ろうとしているよ。
あ、社長が来た。
「暗黒君、これはどういうことだね?」
「いやぁ現実の奴は仕事が大好きでしたからね。勝手に働いて死んでしまったようです。私は仕事が終わったら早く帰るようにあれほど言っていたのに全く迷惑な話ですよ」
「全くだよ。どうせ死ぬなら、会社じゃなくて、どっかの公園で死んでくれれば良かったのに。またエクセルだけ使えて奴隷に出来る馬鹿を探してこないといけないじゃないか。採用費用がまた無駄に掛かってしまう」
「本当ですよ」

幽霊になっているのに僕は眩暈がした。
僕の人生は一体なんだったんだ。

そして気が付くと僕は異世界で目が覚めた。
ここは何処だろう?
辺りを見回して誰に言われた訳でもないのに気が付いた。
異世界だ。
僕はここでエクセルの技術を活かして都合よく可愛い女の子に惚れられてハーレムを作って過ごすんだ。
神様、僕も幸せになって良いんですね。

ラノベを愛読する僕は自分も異世界に転生すれば無双して夢のような生活が送れるに違いない等と思っていたのだけれど本当に異世界に転生してみると何をしていいか分からない。
そうこうしていると「キャーッ」という叫び声が聞こえて来た。
おっと早速ヒロイン登場ときたようです。
僕は急いで駆け付けると人型の怪物に襲われている女性に出会う。
「どうしましたか?」
「すみません旅の方、ゴブリンに襲われているんです」
これはついてる。いきなり可愛いヒロイン登場キターッ!敵もドラゴンとか何かそこら辺の強面が出てきたらどうしようと思っていたらゴブリン。最弱のザコキャラが相手なら丁度良い打ち頃って奴ですよ。
さっそくゴブリンをぶっ殺そうと立ち向かうと、ゴブリンは手に持つナイフで僕の腹を刺してきた。
血がどくどくと流れて辺りを真っ赤に染める。
しかし僕の持つエクセル能力をもってすればこんなものは直ぐに回復してしまう。
それじゃあPCを開いてエクセルアイコンをダブルクリックしてって、アレ?PCが無いぞ。
遠ざかる意識の中でキャーッという悲鳴を上げて遠ざかっていく足音を聞く。

神様「やっぱり、いくら現実世界の能力を持ち越せてもエクセルじゃ無理だったかな?」
助手「って言うか辛夫君、腹を刺された傷。エクセルでどうする積りだったんですかね?それよりも神様、まずエクセルを使うならパソコンを用意しないといけませんよ」
神様「それは分かってたんだけど、うーん、やっぱりパソコンを用意すると世界観がちょっとね」
助手「神様、パソコンが使えない世界でエクセル使いの人間を転生させてどうするつもりだったんですか?」
神様「そこは、なんか、ほら、エクセルのメソッドだけを抽出することで何か凄いことになるかと思ったんだよ。まぁ、でも、元がバカだとどうしようもないか」
助手「そうっすね」
二人「アハハハハハッ」

おしまい。

やっぱり現実世界の知識があれば良いとは言っても、何でもあれば良いって訳じゃないんですね。

それとエクセル異世界転生は既に存在してました。
人間の想像力って凄い。

それでは今日はこの辺で











おまえに食わせる油そばはねぇ!

注文を忘れられる

世の中にはどうも珍しいと思われる事件に複数回見舞われる人間というのが存在するようです。
例えば、雷に打たれて助かったら、また再び雷に打たれるといった具合です。
これが宝くじの1等に当たるといった目出度いことなら良いのですが世間から聞こえて来る話は不幸な出来事の方が多いようです。

私も同じように、そう何度も起こることか?と思う出来事に何度か見舞われているのですが、それは店でした注文を忘れられることです。
それも複数注文した内の一つが抜けているとかではないです。
丸っと全ての注文を忘れられるのです。
これを5回ほど経験しています。
私は店に入ると店員さんに「あ、あのお客さんの注文は忘れなきゃ」と思わせる何かがあるのでしょうか?
しかも注文を忘れられた内1回はファミレスだという話をすると驚かれることが多いです。
そりゃそうですよ。私だってビックリしたんですから。

私も注文が来ないなぁと思って10分くらいで店員さんに「あの~、私の注文はまだでしょうか?」とでも聞けば良いことは分かっているのですが内3回は初めて行った店で起こったのです。
初めてだと勝手が分かりません。そのため注文ぜんぜん出てこないけど、店側で小麦を収穫している所なのかな?とかいま畑を耕している所なのかしら?と思うとなかなか時間が読めないのです。
それで私の後に来たお客さんの注文が先に来たら聞いてみよう等と思うのですが、都合よく隣にでもいてくれれば良いのですが席が離れてしまうと、それも難しくなってきます。
そして、これも被害を大きくする要因になっているのですが、ただ待っているのも退屈なので読書やスマホを眺め始めてしまうと気が付けば30分経過となってしまっているのです。

これを今回もやりました。
新しく出来た油そば屋に結構お客さんが入っているので期待できそうだという情報を仕入れて意気揚々と向かったところ既に2人並んでいます。これは期待できそうだと私も並ぶこと3分程度経過して入店することが出来ます。
上手く値段と品質とボリュームが折り合えば通える店が開拓できるかもしれないと期待に胸を膨らませます。

そこは先に食券を買う方式の店なのですが油そばの並盛と大盛りとW盛りが同じ値段です。
これは並盛も大盛り分の値段を取ってるんだろと思いはしますが、それならW盛りを頼もうと思うとお得感が高いです。
そしてトッピングにチーズなどが並び、味が単調になりがちな油そばにトッピングで味にバリエーションを付けることで飽きが来ないようにしているようでした。
こういう試みは嫌いではありません。おすすめとある食べるラー油を20円(この値段も良かった)で購入して合計800円という国家予算並みの金額を券売機にぶち込んでやります。
店内の客席はカウンターだけだったのですが、キッチンとカウンター側を透明なアクリル板で遮られている端っこの席に案内されました。
嫌な予感がしました。
他の席はアクリル板の切れ目から直接注文物が渡されている様子なのですが、私の端っこの席だけはアクリル板の切れ目から遠く店員が持ってくるタイプだったのです。
店の中で特異なオペレーションが必要となってくる席というのは経験則から言うと酷い目に遭う可能性が非常に高いです。
例を挙げてみるとコンビニで言うならファミリーマートでキャンペーン期間中に特定のペットボトル商品を買うとレシートに商品の引換券が印刷されて渡されるタイプのキャンペーンの際に、いつもレシートを渡さない店員さんだと、その商品引換券の印刷されたレシートがやっぱり渡されないといった所が近い所になるでしょうか。

嫌だなぁ。怖いなぁ。嫌な予感がするなぁ。と稲川淳二風に怖がりながら待ちます。
性懲りもなく読書をして待つことにしたのですが、これがいけなかった。
気付くとカウンターの向こう側から「9番席の人、食券買ってる?」とか聞こえてきます。時計を見ると席に着いてから30分が経過していることに気付きます。そして次の予定が15分後に迫っています。10分で食べてギリです。
そして後ろから店員さんから「あのー、お客さん、何を注文しましたっけ?」という声
を無事に掛けられます。これで料理が出てくるのを待っていると完全に遅刻となってしまうので「あ、すいません。次の予定が間に合わなくなってしまうのでキャンセルでお願いします」すると店員さんは「あ、そうですか。こちらのお客様、次の予定が間に合わないとのことでキャンセルになります!」とカウンターの店員さんに呼び掛けると、カウンターの向こうの店員さんが「何を注文されてます?」と問い掛けて来ます。
あ!そうか、私が食券を払わず金だけをせしめて帰ろうとする輩である可能性だって考えられるのです。
しかもこのお店は購入した食券の半券を残すといった方式ではなく、一枚まるまる渡してしまうので、お店側が「あなたから食券なんか預かっていません」と言われたら、こちらが食券を買った証拠なんか一つも無いのです。そうなると最悪の場合、逆に私が警察に突き出されて御用される可能性もあるのだという事実に気が付き震えます。
「えーと油そばとトッピングの食べるラー油を頼みました…」ともう、お金だけ巻き上げられて帰ることになっても致し方ないと観念して答えます。すると別の店員さんが「あ、私、食券預かりました」と助け舟を出してくれます。
きっと食券を確認もしないで席に案内した責任を後で問われることを恐れたんでしょうねとは、ここでは思わず素直に感謝します。
カウンターの向こうの店員は完全な証拠を掴んでポリスへ引き渡すことは難しいと判断してくれたようです。どうにか泥棒扱いされることなく店員さんが券売機のボタンをポチポチと押して「あー、10円玉ばっかりですいません」そう言ってお金を返却してくれました。お蔭で私は腹を膨れませることは出来ませんでしたが財布をパンパンに膨らませることが出来ました。

外に出た私は泥棒扱いされなくて済んで良かった~と無駄ポジティブシンキングを働かせて一息つくと外の空気は美味しいと感じました。
ああ~、美味い油そば食べたかったなぁ。
そうして隣の松屋で牛丼を急いで食べて次の約束に向かいました。

その後、家に帰って布団に入り気付きます。そういえばあの店で謝られたのって代金800円の内100円分が10円玉10枚で渡されたことだけだったな…。
えーっと、う、うん。別に泣いて謝ってほしいとは思ってはいないんですよ。
でもね。人として一言位あやまってくれても良かったんだと思うんですよ。
そうすればね。こちらも「いいえ、私ももっと早いタイミングで店員さんに声を掛ければ良かったんで全然気にしないで下さい。次の予定があるので今日は帰らせて貰いますけど、また寄らせて貰いますから、その時はよろしくお願いしますね」とか言えるんですよ。
人がミスをするのは当たり前ですし、こちらとしても通えるお店が増えるのは有り難いことなんですから。
そうすれば今日は油そば食べられなかったけど、まぁ謝って貰ったし30分ばかり待たされたとはいっても読みたかった本は読めたわけだし話のネタも手に入って来てお金も返って来なかった訳でもないしと考えれば逆に幸運であったと思い込むことも出来るのです。
そう思うと無性に腹が立ってきてギリギリギリと歯噛みします…。
という訳で今日も枕を涙で濡らしてぐっすり寝てやりましたよ。

それでは今日はこの辺で

企業戦士 筋肉

筋肉は裏切らないについて思うこと

筋肉は裏切らない。
関節は裏切る。
脂肪の忠誠心は半端ない。

以上のような話を聞いて会社で例えてみようと何故か思い立ったので書いてみます。

先ずは裏切らない筋肉君です。
彼は有能な営業マンとしましょう。
筋肉君は会社が採用活動を頑張ってようやく会社に来てくれた有能な社員です。人事がリクルートの営業に唆されてナンボ吸い込まれたか分からない位の費用を吸い取られた兼ね合いからくるプレッシャーに半分ノイローゼ状態になって、ようやく採用出来た人材です。正に血のにじむような努力の賜物といえましょう。

そんな期待の星の筋肉君ですが、流石はブラック企業です。やがて会社が世話をしてやっている気分になって今まで支払っていたコストを支払わなくなります。
課長は勝手にやってくれるだろうと放任。
彼が新しく取り組んでいたプロジェクトも面倒だからと棚上げして誰でも出来るルーティンワークを押し付ける。
するとどうでしょう!
筋肉君は勤務の裏側で転職活動を始めており、気付いたら会社を辞めていなくなってしまっているのです。

次に関節さんです。
関節さんは目立ちませんが有能な営業事務です。
筋肉君が取って来た仕事を裁くために陰に日向に頑張ってくれます。
しかし彼女のことを省みる者は誰もいません。それでも彼女は増えた仕事の量と共に増える膨大な事務作業と他部署との連携を文句も言わずに処理してくれています。
そしていつか彼女は爆発することになります。
ある日、課長が関節さんに言います。
「いやあ筋肉君のお蔭で仕事が引っ切り無しだよ。それじゃあ関節子ちゃん、この仕事よろしく頼むよ」
「おう、ハゲ、ゴラァ」
「え、気のせいかなぁ。いま誰かが私にハゲって言った気がするよ」
「あん?オマエは顔だけやのうて耳まで悪いんか?おい?コラ!儂がどんだけ気い悪くしとるか分かるかハゲ。筋肉が仕事取って来ただぁ。オマエそれやったら儂の仕事が増えとるやないかい。どないなっとんねん、これ」
「いや、関節子ちゃんが忙しいのは分かるけど、ほらね。やっぱり仕事を取って来ることが大事だから。それに伴って事務が増えることは仕方ないよ」
「おまえ管理職やったら儂の健気な姿を見とったら補助の人間を付けるとかするのが筋なんちゃうんか?分かった。ほな、儂は今から有休を使う。これから温泉に行ってくる。後は勝手にやってくれや」
そういうと彼女は熱海へと旅立ってしまいました。
普段は温厚で優しい微笑みを浮かべている彼女が心の底からぶち切れた瞬間でした。

残された会社は大変です。
筋肉君がいくら頑張って仕事を取ってこようと思っても、関節子ちゃんがいなければ何も出来ないことが判明してしまったのです。
おまけに仕事が滞れば、何も出来なくなったことに耐えられなくなった筋肉君は裏切ることなく正面から堂々と辞表を叩きつけて何処かへ行くか、役立たずの脂肪君へと姿を変えてしまいます。
もはや彼女の心の傷が癒されるまで全ての仕事はストップするより他ありません。
仕方ありません。彼女は唯一にして無二の存在なのですから。
しかも彼女が帰って来てくれれば良いです。以降、関節子ちゃんは絶対の存在となり、たまにしか働いてくれなくても皆は黙って彼女のご機嫌を取るしかないのです。
それでも彼女が働いてくれるなら良い方です。最悪の場合は、彼女は病んでしまって二度と仕事をしてくれなくなる可能性すら有るのです。そうなった場合は仕方ありません。右膝関節子ちゃんが戻って来なければ、右足支社は永遠に機能しません。

そして最後に忠誠心の半端ない脂肪です。
役立たずの能無しです。遥か昔の頃には会社のエースである筋肉として鳴らした時期もあったという噂もありますが誰も信じていません。
今じゃ窓辺で過去を懐かしんで黄昏ているかPCのソリティアに勤しむ日々です。
会社が本当の危機の危機に際した際には、その身を挺して皆を支えてくれるという噂もありますが本当かどうかは怪しい所です。
しかし忠誠心だけは半端ありません。
大昔は脂肪を飼っていることが余裕を持った強い者の証として重宝された時期もありました。それも今となっては怠惰の証でしかありません。脂肪を無駄に飼っていても会社が経営改善に取り組む積りがない証拠と経営陣が責められる材料にしかなりません。
そのため株主から会社の利益を求められた経営陣は、役立たずの脂肪をリストラすることにしました。
仕方ありません。何の役にも立たないのですから。
そこで会社は帰国子女のダイエット人事部長にリストラを命じました。

ダイエット人事部長と脂肪さんの戦いは熾烈を極めました。
脂肪の会社への執着も半端ではありません。
肩叩きをすれば、そこが凝っているととぼけ。
会社から摘まみ出そうとすれば机に齧り付く。

執拗な兵糧攻めや揉み出し等の揺さぶり、果ては真夏にも関わらず脂肪さんの居る部屋には暖房を入れるといった強硬策の決行により、ついに脂肪さんを会社から摘まみ出すことに成功します。
しかし何と言うことでしょう!!
数日すると嘗て自分の席であった場所にひょっこりと脂肪さんが腰を下ろしているのです。

二人の戦いは長いものとなりました。
二人の攻防は一進一退を続け、ある一時期はダイエット人事部長が優位に立つのですが、気が付くと視床下部執行役員辺りが「やっぱりたまには甘いものも食べたい」等と言って裏口を開けて脂肪さんを招き入れてしまうのです。
それに加えて筋肉君さえもが「脂肪がある程度あった方が筋肉が付きやすい」と脂肪さんに肩入れしてきます。
おまけにダイエット人事部長の施策はやりすぎではないかと批判に晒されることも少なくありませんでした。
かと思えば何も知らない他の役員連中はダイエット人事部長君はやる気があるのかね?と皮肉をぶつけて来る始末です。しかも水面下ではダイエット人事部長をリストラしてエステさんと人事部長を入れ替えた方が良いのではないかという話まで出ていたようです。
この経営陣の無理解は思いのほかダイエット人事部長を挫けさせたようです。もはやダイエット人事部長が生を感じられるのは脂肪さんと戦っている時だけです。
皮肉にも彼の一番の支えとなっているのは脂肪さんなのです。ダイエット人事部長の追い出し施策を悉く跳ね返し、挙句の果てには内部の協力者達の力を借りて気が付けば会社に不死鳥の如く舞い戻って来る脂肪さんの姿は感動的ですらあります。
誰もが思いました。なぜオマエはその力を仕事で発揮できないのだと。
今日も二人の追いかけっこはトムとジェリーが如く続きましたとさ、めでたしめでたし。

これを書いていて冒頭の考えと多少変わったので書きます。
先ず筋肉は裏切らないけど、適度な負荷を掛け続けないといなくなってしまう。
関節は裏切るというか、常に省みて必要以上の負担が掛かっていないかどうか見ていないとほったらかしていた妻が如く働かなくなってしまう。
脂肪の忠誠心は半端ないが同時に彼の協力者も多い。

それでは今日はこの辺で

旅行に行こう

Go To トラベルキャンペーンの使い方

Go To トラベルキャンペーンを使って京都に行って来ました。

周りの人たちにその話をしたら京都のことよりもGo To トラベルキャンペーンについての質問が多く、そうかそうか私が京都に行ったという楽しい土産話よりもGo To トラベルキャンペーンを使って如何に自分が得をするかの方に興味津々ですか、この乞食どもが!と思いはしましたが、まぁ世間なんてこんなもんです。

それに皆の知りたいことはここかと気が付きもしたので、今回はGOTOキャンペーンの使い方です。

 
先ず私はネットでツアーを探して行って来ました。

旅行サイトの中でも「JR東海ツアーズ」を利用しました。京都までの新幹線の往復券とホテルの宿泊がセットになったものを選択出来たからです。
因みにJRさんから料金は頂いていません。くれるなら有り難く頂戴して更にJR様を褒めちぎりますので連絡をお待ちしています。

 
そしてGo To トラベルキャンペーンの使い方です。
ぶっちゃけ殆どやることはありません。
 

やったのはJR東海ツアーズのなかで新幹線とホテルの宿泊がセットになったものの中から適当に良さ気なものを選び、それがキャンペーン対象の記載があるかどうかを確認。

ネットで申込み。
申込み時の見積もり金額は定価。
決済時の金額はキャンペーン割引された金額になるので、その金額に納得したら支払う。

以上です。
 
従って、わざわざ役所に行って、
案内窓口で「Go To トラベルキャンペーンを利用したいんですけど」

「まぁ貧乏人の分際で旅行に行くの!?じゃあね。3階の旅行課GOTOキャンペーン窓口に行けば受付窓口があるから、そこに行って申請して頂戴。まぁ、辿り着けたら、の話だけどね」

「!?」

そう言われて3階に階段で向かおうとすると各階に行く手を阻もうとする格闘家たちがスタンバッているので、奴らを倒してキャンペーン受付窓口に辿り着くことが出来て初めてキャンペーン申請を行うことが出来るとか、

それともしたら

汚らしいキャンペーン担当の木端役人に袖の下を渡して、

「ここは一つこれで、ね?Go To トラベルキャンペーン、私にも使わせて下さいよ」

「うーん、50円じゃちょっとなぁ」

といったやり取りはも必要ありません。

 
実際にやったことは下記です。

1.Go To トラベルキャンペーン対象のプランを選ぶ。
2.決済する
3・宿泊施設で宿泊所で住所確認

終わり。
 

宿泊施設での本人確認は写真付きの身分証明書を見せると、
「あなは本当に埼玉県民なんですか?その気品と立ち居振る舞いは東京都の中でも港区、それも麻布や白金のそれとお見受けしますが」
「よく言われますが私はれっきとした、ださいたまの人間です。その証拠にほら、私の着ている服もしまむらで揃えたものです」
「本当ですか、そのコガネムシみたいな輝きはエルメスとか何かそこらへんの奴じゃないんですか?」
「内面の輝きが抑えられず済みません」
みたいなやり取りはありません。
顔写真付きの身分証明書を水戸黄門の印籠が如く差し出して「この印籠が目に入らぬか!!」と出せば「はい、確認致します」と至って冷静に確認して貰えます。
「この肛門が目に入らぬか」とズボンをカチャカチャすれば至って冷静に警察を呼ばれて別の宿泊施設に案内されるので間違えないように注意しましょう。

因みに私が申し込みを行ったのは、
京都2泊3日新幹線往復券付。

旅行代金は21400円。
そこからキャンペーン適用で7490円値引き
支払額は13910円でした。

恐らくですけどけ、京都観光は今の時点では狙い目だと思います。

中でもビジネスホテル等が特にお得です。

ビジネスホテルの状況としては、海外インバウンドがコロナ禍の影響で入ってこない状況になっています。そういった人達はわざわざ遠く海外から来てビジネスホテルに宿泊するケースが多く、更に出張客も減っている状態なんだと思います。

そうなると空気を泊めておくだけなら安くても宿泊客を入れたいということで、私が利用させて貰ったプランもホテル側が相当な値引きを行ったことで実現した価格であることは疑いようがないのです。

何だか書いていて人の不幸に付け込むような気がして来て申し訳ない気持ちになって来てしまったのですが、旅先でもきちんとマスクをして3密を避けて旅を楽しめば、それに伴って支払いも生じる訳ですから、一人一人は大きな金額ではなかったとしても、それがまとまれば観光地に収入を齎して経済を回すことが出来ると考えれば、それが私たちに出来る支援でもあると思えるのです。

旅に出る良い機会だと思うので、皆さんも検討位はしてみても良いのではないかと思いますよ。

それでは今回この辺で