「iPhoneを探す」や「Androidデバイスマネージャ」など紛失したスマートフォンを見つけるサービスが標準で提供されるようになり、携帯をうっかり置き忘れても慌てず位置情報を参照できるようになりました。
しかし表示される「現在地」が正確とは限りません。米国で自宅がなぜか他人の紛失携帯の現在地として表示されるために、昼夜を問わず怒った持ち主が押しかけてスマホを返せと迫られたり、警察にたびたび捜索を受けて困っているという住人が体験を語りました。
「消えたスマホの幽霊が出る家。「iPhoneを探す」で誤って現在地にされる家主、警察から何度も捜索を受け困惑」エンガジェット日本版
スマートフォンの居場所が我が家?
最初、盗んだか何かしたものを家に隠しているのを見つけられたのかと、
思ったのですが、どうもそうではない様子。
こんな事があるんだなぁ位に見ていましたが、まぁ確かに自分も携帯を無くして位置検索をして他人の家にあったら泥棒だと思うし、そこに言葉より拳で語るというタイプの人が訪ねてきたら困った事になると思います。
では、こうなる理由とは何なのでしょうか?
・実はその人が窃盗していて本当に家に隠している
・スマホの窃盗団がその人の家を隠し場所にしている
・GPSのエラー
気になるのはアイホンとアンドロイド携帯の両方が同じ場所を示しているという点です。
そうなると先ずスマホの端末メーカーのエラーではなさそうです。
そうなってくると考えられるのは、やはりGPSのエラー?
携帯の位置探索に関してはGPSを使用して衛生からだけで測位するのではなく、公衆無線lanやwifiアクセスポイントの位置情報も利用しているのだそうです。
このアクセスポイントの位置情報のデータは一社が複数社に提供している状態となっており、これがアンドロイド携帯もiphoneの持ち主もやって来る理由になっているのではないかと思います。
「オマエ俺のスマホ盗んだだろコノヤロー」と現在も自宅に乗り込まれ続けているドブソンさんの自宅ですが、スマホのGPSでアクセスポイントの正確な位置を掴めなかった場合は大まかなエリアを表示するらしいのですが、これが偶然にもドブソンさんの自宅になっている可能性があるのではないかと思いました。
つまりはスマホ泥棒と同じエリアにドブソンさんの自宅があり、たまたまスマホ泥棒の近くは電波の状態が悪く、スマホがそれを補正して表示する位置がドブソンさんの自宅である可能性が高そうだという事ですね。
アップルもやらかしていた
読んでいて、え?そんな事も出来ないの?と思った方も多いと思うのですが、これが結構、難しい技術のようでアップルも以前にやらかしています。
IOS6に伴って、アップルは使用する地図をGoogleから自社製のものに変えた所この地図の出来が酷く、オーストラリアではナビを使用していたら何故か目的地から70kmほど離れた自然公園の中にナビされて出られなくなるといった出来事が何件かあったようです。
(公園と侮るなかれ、その広さ6330㎢!?)
これに伴って警察からアイホンのナビは使用しないようにアナウンスされる始末。しかも、その後にアップルの開発責任者が辞任してます・・・。
何れにせよ、ドブソンさんの家に拳銃を構えたギャングが携帯かえせコノヤロー!!と乗り込んで来て射殺されて、トランプ氏あたりに「ドブソン氏も銃を持っていれば良かったんだよHAHAHA!」等と言われる前に、問題が解決される事を祈っています。
って言うか、携帯会社は早く対応してやれよ!!