これは自宅前にイオングループのまいばすけっとが自宅前にオープンしました。しかしまいばすけっとの室外機から騒音と低周波音と振動に苦しむことになりました。これはそれをどうにか解決しようと悪戦苦闘している記録です。
正直、解決せずに終わる可能性も高いと思うのですが同じように苦しむ人がいて何かしらの参考になれれば幸いです。
騒音問題に直面して軽くググって解決することの難しさを知るのですが、いざ自分が解決に乗り出してみると想像したよりも遥かに難しいのだと思い知らされて途方に暮れています。
と言うのも自宅前に3月からオープンしたスーパーの室外機からの騒音に苦しめられているのですが、それは今も轟音を上げ続けています。それは5月を過ぎた今になっても解決していません。
通常、地方自治体には環境保全課という騒音に対応してくれる部署があります。
今回はそこに相談したら寧ろ解決が遠のいたのではないかと思った話を書いてみます。
地方自治体には大抵の場合は騒音条例があります。
私の自宅前で騒音を発生させている室外機はアプリの騒音計で測った所、深夜2時以降にも条例違反となる数値が出ていたので対応を依頼します(大体50dB前後から60dB程度の数値が計測できた)
2022年3月1日
川口市役所環境保全課に騒音被害を訴えます。
川口市役所環境保全課は騒音問題に対応しない
2022年3月2日
川口市役所からの報告です。
騒音の確認が出来た。
スーパーの担当者にも騒音が出ている旨を伝えた。
しかし相手が条例の処罰対象から外れている。
私の住む地域は商業地域で、その場合は20台以上駐車できる駐車場がある
大型スーパーやファミリーレストラン等に条例での規制が適用される。
しかし該当店舗は対象外である。
そのため相手には苦情が申し立てられていることと任意の改善を求めるに留まる。
(後に本当は解決の為に川口市環境保全課は動かないといけないことが判明)
以上の旨が伝えられます。
(良い感じに腹の立つメールなので川口市役所のメールをそのまま転載したいのですが、著作権の問題で概要だけになります。残念)
併せて私はスーパーのまいばすけっと側に改善をお願いしますというメールを送りました。
そして改善しましたという連絡を受けます。
この時だけは反応が早くて次の日位にはメールが届きました。
川口市環境保全課とイオングループまいばすけっとの両者の対応に共通しているのは肝心の騒音問題が全く解決されないことです。
2022年3月9日
再び川口市環境保全課に協力を依頼します。
内容としては
•スーパーが問題を解決したと言っているが全く解決していない
•騒音以外にも低周波音と思われる被害が出ている
•低周波音の測定を依頼
•スーパーに対して騒音対策のアドバイスもしてあげて欲しい
以上の内容を依頼しました。
この時の私はイオングループのまいばすけっと側の反応を見て解決に向けて動いてはくれそうだと思っていたのですが同時に解決する為の知見に欠けているのだろうとも思っていたのです。
そこで専門店的な知識を持つ人間のアドバイスが必要だと思い、それなら騒音問題を専門的に扱っている川口市役所環境保全課の騒音振動係からアドバイスして貰うのが一番手っ取り早いと思ったのです。
また騒音問題についても条例の規制対象外で難しくても、騒音問題の中に低周波音の問題が含まれているなら公害問題として扱うと公調委でも言っています。
それなら騒音問題と低周波音問題を別の問題とすれば川口市役所も動きやすいのではないだろうか。
そして低周波音問題が解決されることで上手くいけばそのまま騒音問題も解決するのではないかと都合の良いことを考えたからです。
2022年3月9日 夕方頃
川口市役所からメールが返って来ます。
(本当にメール返信が早いことだけは良い。単に何もしていないのだから当然と言う気もしますが問題になっている1部上場企業系列のスーパーのようにメール返信まで1週間程度待たないといけないのと比較すると…。いえ、単にイオングループのまいばすけっと側が遅すぎるだけかもしれません)
内容は下記のような内容になります。
川口市環境保全からの返信内容
「店舗担当者から機器の点検および吸音材を設置した。
該当店舗は規制対象外である。
任意の改善を求める以上の対応は出来ない。
元々規制対象外なので計測するだけ無駄なので騒音測定は実施していない。
低周波音問題も規制が無いので対応しない。
(低周波音は騒音と紐づく場合は対応しないといけません)
以上のような内容の返信が返って来ました。」
私が驚いたのは騒音を確認したのは測定で確認したものではなかったということです。
「それってあなたの感想ですよね?」
ひろゆき氏の名言が思い浮かびました。
そうです。川口市役所の言っていた騒音を確認しましたという言葉は”感想”だったのです!
川口市の対応が解決の妨げになっている理由
イオングループのまいばすけっとに対して本来であれば解決を求めなければならない川口市役所環境保全課が任意による改善を求めているからです。
任意とはつまり「解決してもしなくても良い」ということです。
例えば自分が騒音元企業の担当者だとして川口市役所環境保全課から、これを言われたらどう思いますか?
私なら先ず上司に報告します。
担当者「部長。騒音問題ですけど川口市役所が解決してもしなくても良いって言ってきました」
部長「なんだ。単なるクレーマーの言い掛かりだったのか。川口市役所が解決しなくても問題ないって言うなら、ほっとけば良いな」
担当者「そうですね」
以上のような流れになると思います、というかなっています。
つまり川口市役所環境保全課はスーパーのまいばすけっと側に対して、発生している騒音問題に対して解決しなくて良いと言うお墨付きを与えている形になっていることが一番の問題です。
しかし私には打つ手が無く、もう引っ越すしか道が無いのかと悔しがっていたのですが調べることで、どうやら川口市役所環境保全課側のこの対応が誤ったものであることが分かってきたので続きで書いていきたいと思います。
2022/6/28追記
いくら言っても川口市役所は騒音の測定すら行っていない状態なので仕方なく自分で騒音計を用意して計測しました。
画像では暗くて見え辛いですが風防も付けています。
計測する場所は室外機直近の敷地境界線から室外機の吹き出し口より1m下がった場所で行っています。
騒音値:59.9dB
(騒音の環境基準では50dB以下が基準値)
取り敢えずスーパーが環境基準値を大きく上回る騒音を出している状況と言っても良い状態にあることは分かりました。