埼玉県ふじみ野市の民家で生前の母親を在宅で診ていた主治医の鈴木純一さん(44)を含めた関係者を人質にして立てこもっていた渡辺宏容疑者(66)は以前から複数の病院でトラブルを起こしており、それが在宅医療になったところで変わらず問題を起こし続けることは明白であった筈です。
そうであるにも関わらず男の要求に応じて焼香に訪問しての事件と聞くと被害者の鈴木さんの責任感がよほど強かったか、それか犯人の要求が執拗なものであったかのどちらかではないかと推測します。

個人的に世の中には関わらない方が良い人物と言うのは間違いなく存在しており、犯人はその類の人であったのだろうと思わざるを得ません。
また、そういった情報が共有されており被害者の鈴木純一さんも組織に属していたのであれば、そういった遺族の方への訪問は遠慮しているということで辞退することは出来なかったのだろうかと思わずにはいられません。
と言うのも医療に掛かって亡くなったなら正当な医療を施していたとしても遺族の感情的なものの矛先が医師へ向かう可能性というのは避け難いものがあるように思うからです。

せめて個人的に行くとしても一定の時間が経過した後にする等のルール作りがあっても良いのではないかと思えます。
これが、もしも怠慢な医療を施していたとすれば死後すぐの焼香など訪問する筈が無く、鈴木さんがきちんとした責任感のある医師であるが故に訪問していたと考えるとやり切れない思いがします。

そして逮捕された渡辺容疑者は母親が亡くなったことで自殺しようと思い医師やクリニックの人を殺そうと考えたと述べています。
実に身勝手な理由です。
そして自殺しようと思っていたというのは疑わしいと考えています。
なぜなら渡辺容疑者は自殺しようと言いながら自宅に立て籠もっていた際に警察からの連絡に対して「人質は大丈夫だ。救出してもらいたい」等と話し警察突入までの時間を引き延ばしているからです。
更に警官が突入した時に容疑者はベッドと壁の隙間に身を隠しています。
その際に使用した銃はベッドの上に置かれていました。

以上の点から分かるのは渡辺容疑者は死ぬ気が無かったということです。
なぜならベッドと壁の間に身を隠していた理由は警官突入時に姿の見えた自分が撃たれないようにする為です。
また隠れている直ぐ近くのベッドの上に猟銃を置いているということは自分が凶器を持っていないと警察に分からせることで無傷のまま投降出来る可能性を高くする為です。
更に警察に隙があるなら犯人はすぐ傍の銃を取って警察に使用することで逃走出来る可能性まで考えていたのではないでしょうか。
口では死にたいと言いながら、その行動は小賢しく徹底して生へ執着しています。
渡辺容疑者が口にしたという自殺しようと考えたという真偽までは分かりませんが、少なくとも犯行時に死のうという考えが無かったことだけは間違いなさそうです。

そして容疑者にも絶望があったのだろうとは思いますが、その為に誰かが死ななければならない理由は一つもありません。罪の無い人を道連れにしよう等と言う身勝手な思考がどういった課程で生み出されるのかは興味の湧くところではあります。

そして渡辺容疑者が死刑を回避出来たとしても、そういった思考の持ち主が刑務所内の規則に従った生活を送れるとは到底思えず、彼を待ち受けるのは更なる絶望でしかありません。

今回の事件では在宅診療に力を注ぐ有為な医師が殺害されたにも関わらず誰も救われていないという点にやるせなさを感じずにはいられませんでした。

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投稿者: 悲しい笑い

新卒でいきなりブラック企業に入社してから数々のブラック企業を渡り歩いた途中でどさくさに紛れて営業マネージャーをやったり新規事業の立ち上げ等を行っていました。 投稿はその都度、興味の湧いたものを書いています。