フォルクスワーゲンテスト内容

以前書いたフォルクスワーゲンの排ガス規制のごまかしの中で、
実際にテストってどんな事をやるんだろうと思っていたら、
それについての情報を仕入れたので続報。

フォルクスワーゲン排ガス規制をごまかしてばれる。そして2兆円の罰金へ・・・

先ず、日米欧の試験はほぼ同一らしいです。
期間:3か月程度
試験内容
運転手役のメーカー担当が
駆動輪をローラーで回す。

モニターで指示される指示に従って
アクセルとブレーキを踏み、
加速と減速を約20分間繰り返す
その間の排ガスを専用の測定器で調べる
で回して排気ガスを調べる

排ガスの中でチェックする物質

酸性雨の原因となる窒素酸化物(NOx)
一酸化炭素(CO)
すすなどの粒子状物質(PM)

不正があったとされる車種(2009~2015)

ジェッタ
パサート
ゴルフ
等のディーゼル車

これらのテストが行われる際に
自動車の制御コンピュータに組み込まれた
過去の試験時のエンジンの動きなどを示す
テストデータと走行時の状況が合致すれば不正稼働する
テスト走行と判断する項目

ハンドルの動き
スピード
エンジンの稼働時間や回転数

テスト走行と判断すると浄化機能を高め、
燃費は悪くなるけど排ガス規制をクリアする

通常の走行時

浄化装置は働きを弱める
(米基準の40倍の排気ガスを排出)
燃費向上
浄化装置の長寿命化

普段は走りやすく快適な運転と低燃費で
悪魔の排気ガスを垂れ流しまっているが、
テスト走行時は優等生を演じて排ガス規制をクリア
という愛と誠でいう優等生に見えて裏でブイブイ言わせている系
といった所でしょうか。

(高原由紀
普段は優等生で裏で学園を支配している。
ほんまかいな-「愛と誠」梶原一騎 )

しかし、不正プログラムも結構複雑な事をやっているのだな。
と思っていたら、
実際はGPSで動いていない状態で加速と減速なら稼働
(カーナビなどでGPSデータを使用する)
と、割とシンプルな作りなのではという説もあります。

ローラー台イメージ
こんなイメージなので、
動かないのにやたらエンジンとハンドルが動いてたら、
「お、野郎!?こんだけハムってやがるって事は、
さては試験してやがんな。
ドイツの技術は世界一ィィィ!!!」
で不正プログラムをポチッとなが自動的に行われるのが
一番効率的な気もします。

まぁ、そこまでシンプルかどうかも分からないので、
実際の所はGPSと分析をある程度は組み合わせているんでしょうね。

各国ではこの事件を受けて、
実際に公道での走行を試験に導入するかを検討する向きがあるとの事です。

もしそうなったら計測器の自動車部門の売上高では
大型の据え置きタイプが主流らしいので、
今回の不正発見の際に使われたポータブル測定器のニーズも
増えるかもしれませんね。
実際に使われたポータブルタイプの計測器は堀場製作所のもので、
不正発覚後に堀場製作所の株価も上昇しているようです。

今回の事件でフォルクスワーゲンは3兆円ほどの株価を吹っ飛ばし、
その後に賠償金と関係者の何人かが逮捕される見込み。
+αで数兆円規模の賠償金
 

そして、同じディーゼルエンジンを扱っているという事で
巻き添えを喰ったダイハツの株価が下がり、
更には韓国のサムスンのテレビも数字ごまかしているよねと、
取り沙汰されるという混沌状態です。

でも一番の被害者はフォルクスワーゲンを信じて、
買ってしまった購入者だと思います。

早い事件の収束を祈ります。