川口市で騒音問題に遭遇するとどうなるか1

本当に住みやすい街大賞2022第2位ではないと思う 騒音

自宅近くにまいばすけっとがオープンしてくれたのは良いのですが、まいばすけっとの設置した室外機からの騒音で苦しめられることになりました。

当然、まいばすけっとに苦情を申し立ててはいますが解決には至っていません。

そして思った以上に困ったことになったのが川口市役所の対応です。
部署は環境保全課になるのですが、ここの相談してから解決への道が遠のくことになりました。

それぞれの問題点については別の記事にて述べているので、ここでは川口市環境保全課の対応についての備忘録として残すことを目的として書かせて貰います。

因みに川口市環境保全課の対応については窓口の担当職員個人の問題でなく部署で共有してくれているとのことですので対応に問題があれば環境保全課全体の問題です。

先ず初めに宣言しておくと環境保全課の対応には全く納得がいっていないため途中で感情的になったりグチになる可能性は大いにありますのでその点ご了承の上で読んで頂けると幸いです。

2022年3月某日
まいばすけっと 西川口駅東店オープンにあたり自宅近くに室外機が設置されました。
結果、物凄い騒音が自宅に響くことになります。

たまらず川口市環境保全課へ困っているため対応して欲しいと問い合わせます。

2022年3月2日
川口市環境保全課から返信が返ってきます。
現地調査を行い室外機からの騒音を確認した。
店舗担当者に対し苦情が出ていることを伝え改善を求めた。

商業地域における夜間の規制基準(50dB)は20台以上駐車できる駐車場がある大型スーパーやファミリーレストラン等に適用されるが当該店舗であるまいばすけっと西川口駅東店は規制対象外。
任意の改善を求めることしか出来ない。

当時はどうしようと大いに悩みましたが、調べてみると環境基準を超えている騒音の確認が為されていれば調停という話し合いの制度による解決も望めそうだと考えました。
そして相手は名も知らぬ有象無象の中小零細の個人が営む経営者によっては全く話の通じない無法者である可能性の薄い天下のイオングループのまいばすけっとだからです。
おまけにイオンは環境を守る等と嘯いてはいます。
そこが環境省の定めた騒音の環境基準を超える騒音を出しているなら解決もしてくれるだろうと思ったのです。

詳しくは下の記事に書きましたが、まいばすけっとは室外機から遠く離れて騒音の届かない位置で測定したら環境基準を超える騒音の発生は確認出来ないため騒音の発生自体ありません等と抜かして来ます。

まいばすけっとに騒音苦情を出したら、騒音元から遠く離れた場所で測定したら騒音が確認できなかったので解決しましたと説明を受けた話

それと対策としてホームセンターで適当に買ってきたゴムを適当に挟んだので振動が抑制されて解決ですといったようなことを述べてきました。
当たり前ですが問題は全く解決しません。

そこで計測を行ってみますと60dB以上の騒音が出ているのが確認出来ました。
しかし個人で計測したものは信憑性に欠けるとして取り合って貰えません。

数年経った現在も以下のように同じ状況です。

※ヘッドホン推奨


そこで川口市環境保全課が騒音の確認を行ったと述べていたので改めて騒音値を教えて欲しいと問い合わせます。

2022年3月9日
川口市環境保全課からの返信が返ってきます。

現地調査して室外機からの騒音が確認した。
店舗の担当者に対し苦情が申し立てられている旨を伝え改善を求めた。

苦情を申し立てた土地の区分は商業地域
夜間の規制基準(50dB)は20台以上駐車可能
大型スーパーやファミリーレストラン等に適用されるが
(まいばすけっと西川口駅東店)については規制対象外

苦情が申し立てられている旨を伝えることしか出来ない
環境保全課は店舗に任意の改善を求めたのでこれ以上の対応は出来ない。
だから騒音測定も低周波音の測定もしない

といった内容でした。
軽くツッコミを入れると騒音測定も低周波音の測定も出来ないでなくやらないだけです。

驚くべきことに川口市環境保全課で実施する現地調査とは
「騒音がしている気がします」というお気持ち表明の域を出ないものであるという事です。

ついでに川口市環境保全課は規制対象外と言う言葉をミスリードとして使用しています。
確かに騒音についての罰則は設けられていません。
しかし公害とは企業や人の活動によって生じるものを指します。
従って行政がこういった相談を受けた場合、先ずは調査による測定を行うのが鉄則です。

そうでないと例えば
市役所「室外機から騒音がします。測定はしません」
騒音元「分かりました。ホームセンターで数百円出して買ってきたスポンジを取り付けて対策したので大丈夫です」
市役所「騒音元は対策をしたので解決しました」

とすることが出来るからです。

実際に騒音元であるまいばすけっと西川口駅東店はこの時点で市役所から対応しなくて良いと言われたと私に伝えて来ています。
質の悪い冗談みたいな本当の話です。

実は騒音に〇〇dB以上から騒音といった明確な定義は存在しません。
これを逆手に取って苦情者の騒音苦情をいったんは受け入れる。
そして測定を行わないことで客観的な尺度を設けないことで実際には何の改善にもなっていない対応を改善と見做せば環境保全課はほぼ何もしていないのに問題解決と処理することが出来、騒音元も公害を撒き散らし続けることが出来ます。
問題は被害者が救われないことだけです。

川口市では他に赤芝新田で資材置場問題が生じています。
これも言い換えれば資材運搬等に伴う騒音や振動、野焼き等による大気汚染といった環境問題であり公害です。
この被害に遭っている人に話を聞くと川口市環境保全課は測定など全く行っておらず被害が生じてから数年経つが未だに解決していないのだそうです。

川口市環境保全課は資材置場問題として世論に押されて仕方なく対応はしてはいるようですが、資材置場側に苦情が出ていると伝えるだけの対応をしているようです。
このように環境保全課は資材置場が対応してくれないので仕方ないという、ある意味で自分たちも被害者なのだというスタンスを装うだけの対応に終始しているようです。
まあ当人は面倒な仕事にあたった被害者だと本気で思っているのだとは思いますが・・・

このように川口市で資材置場や店舗などが騒音等の公害を起こしても解決されることはありません。
川口市に住んでその被害に遭遇した人は引っ越すか諦めるしか他に手はありません。
これが「本当に住みやすい街大賞2022年度」第2位を受賞した川口市の本当の姿です。

これは驚くべきことに実話です。

それでは本日はこの辺で

騒音
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